2010年 監督:マチュー・アマルリック
製作国:フランス
at ギンレイホール
『潜水服は蝶の夢を見る』の俳優マチュー・アマルリックの監督作。
111分と長いのだけど思いのほか面白かった。
セクシーショーでフランスツアーを行っている一座のお話。
ショーのプロデューサーのジョアキム(マチュー・アマルリック)はフランスのTVマンだったが、業界から干されたためアメリカに渡り、そして今回フランスに凱旋してきた。
彼にとってパリ公演は重要な意味を持っていたが、その肝心のパリ公演がなかなか決まらず港町ばかりを巡業していた。
このショーはバーレスクの進化形“ニュー・バーレスク”と呼ばれるものらしい。
あそこ(たぶんあそこ)から札の紐をつるつる取り出したりと際どいことやるが乳首は出さない。
そしてダンサーの年齢層は皆高く、ことごとく太っている。。。
ショーはユーモアのエンターテインメント色も強いので、観客はセクシーさに盛り上がっているのかエンターテインメントに盛り上がっているのかよく分からなくなったりもするけど、おそらくセクシー含めて両方に盛り上がっているのだろう。
出演していたダンサー達は皆本物の現役ニュー・バーレスクダンサーだったらしい。
もちろん演技も未経験で。
ミミ・ル・ムー役のミランダ・コルクラシュアなんてベテランの女優さんかと思っていた。
マチュー・アマルリックは凄いな。
おどおどした感じの目と口ひげのアンバランスが面白い。
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