2014年7月27日日曜日

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2013年 監督:マーティン・スコセッシ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




ディカプリオって毛ほども興味なかったけどいつの間にか名俳優の風格すら漂っているんだな。
179分と長いけど、結構飽きずに見ることができる。

舞台は80年代から90年代で、実在の人物ジョーダン・ベルフォートの半生を映画化したもの。
とにかくいろんなもんがぶっ飛んでいる。
誰もが野望や欲望が強くてそれがストレートにぶつかり合うようなギラギラした時代って好きだけど、ここまで快楽に忠実で理性がぶっ飛んでいるとこっちの頭のねじも外れそうになる。外れないけど。

ディカプリオ演じるジョーダンとその会社のあまりの胡散臭さとか様々にちりばめられるブラックユーモアとか、結構笑える。

映画『ゼロ・グラビティ』

2013年 監督:アルフォンソ・キュアロン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




予告編見ると、なんか宇宙船外に放り出されて「見失った」とか言っているし、そのくせそこからまだ話が続いていそうだから、宇宙人とか宇宙にいる悪の秘密組織とかに拾われた主人公が地球に帰還するまでのお話かと思った。
いたって真面目なスペースエンターテインメント。

これ3D上映されていたらしい。
へんに驚かすようないらっとする音響や音楽がうるさいのも3Dならなんか納得。
3Dって一度も見たこと無いけど。

サンドラ・ブロックってすごい久しぶりに見た気がするけど、なぜか昔より美人に見えた。

2014年7月13日日曜日

映画『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』

2013年 監督:アレクサンダー・ペイン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




100万ドルが当たったから来い、という怪しい手紙を信じ込んだじいさんウディ(ブルース・ダーン)が家族の反対を押し切って息子とともに遠く離れたネブラスカに向かう話。
ロードムービーかと思いきや、道中立ち寄るウディの生まれ故郷での話がメイン。

ぼけているのかぼけていないのかよく分からないウディ役のブルース・ダーンの存在感が凄い。
よれよれのじいさんなのにそのたたずまいがかっこいい。
たたずまいが絵になる役者ってそうそういないよなぁ。しかもこの年で。

映画『旅人は夢を奏でる』

2012年 監督:ミカ・カウリスマキ
製作国:フィンランド
at ギンレイホール




生真面目すぎて女房子供が出て行ったピアニストのもとに35年ぶりに父親が現れる。
ちょっと付き合えやって感じで盗んだ車で走り出した2人は、ちょっとのはずが家族やルーツを辿る長旅になる。

主演2人はどちらもフィンランドで有名なミュージシャンらしい。

ミカ・カウリスマキって何見たんだっけと思ったらこれが初めてだった。
アキ・カウリスマキのユーモアと間を少しテンポよくした感じなんだな。