2016年1月24日日曜日

映画『アリスのままで』

2014年 監督:リチャード・グラツァー, ワッシュ・ウェストモアランド
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




若年性アルツハイマーを扱った映画で、ジュリアン・ムーアがこれでアカデミー主演女優賞とったとかなんとか。
総合するとシリアスで見ごたえありそうだなと思いながら見始めたものの、いかんせんこれの前に見たアナイス・ドゥムースティエの衝撃が少しも抜けなかったことと、演技に関係ない気もするが冒頭のプレゼントだかを受け取るジュリアン・ムーアの欧米人っぽい大仰なリアクションを見てから悲しくなってきてあまり入り込めなかった。

ジュリアン・ムーア演じるアリスは大学教授で有名な言語学者らしい。
誰よりも言葉に情熱を傾けてきた言語学者が若年性アルツハイマーにかかって言葉や人格を失っていく悲しさ。
別に泣き所のある感動物ではない。
かといって惨いほどのシリアスでもない。
じゃあなにか、というと、まあよくわからないんだけどね。
とりあえず家族ドラマなのかな。
これ書いているときにはラストがどうだったかさっぱり思い出せないこともあって全体的な印象も曖昧。

夫ジョン役にアレック・ボールドウィン。
次女リディア役にはクリステン・スチュワート。


そういえば朝ドラの名作『純と愛』の若年性アルツハイマーはシリアスだったな。
しかも数ある不幸の一要素でしかないという。

映画『彼は秘密の女ともだち』

2014年 監督:フランソワ・オゾン
製作国:フランス
at ギンレイホール




クレールを演じたアナイス・ドゥムースティエがとにかく可愛らしい。
そばかす顔ですごい美人というわけでもないし、童顔で愛らしいというわでもないし 男がころっと騙されそうな媚びた表情豊かさを見せるわけでもないのに 可愛すぎて死にそうだ。
ロマン・デュリスの相手役だし30半ばか前半くらいかと思ったら1987年生まれだった。
出演作を見ると『キリマンジャロの雪』に出演していたらしいが、全く記憶にない。
今後注目していこう。

ストーリーは予告編の通り。
ロマン・デュリスの女装はまんまオカマだなぁと思った。
そのバランスがコミカルでシリアル。
ロマン・デュリスももう40過ぎか。
ここ数年は恋愛物系でしか見ていない気がする。

2016年1月10日日曜日

映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』

2015年 監督:ジョージ・ミラー
製作国:オーストラリア
at ギンレイホール




石井聰亙の『爆裂都市 BURST CITY』なら見たが、マッドマックスシリーズは1本も見ていない。
どんな感じなんだろうと見てみたら、いやぁ、ぶっ飛んでたなぁ。
アクションで重要な疾走感が詰まっている、というか食傷起こしそうなくらい疾走感そのものだし。
マッドな世界で適度に残虐で常に死と隣り合わせの緊張感。
ここまで「世紀末」だと性モラルも崩壊していそうだがエロ要素はほぼ無し。迫力の暴走のみに集中しろということか。

後で知ったけど、ほぼ主役のフュリオサを演じていたのはシャーリーズ・セロンだったんだな。

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』

2015年 監督:クリストファー・マッカリー
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




ギンレイでこういう映画やるの珍しいな。
めっちゃ混んでるし。
外に並んでいるときに会員カードの期限が切れていることを思い出してどうしようかと思いつつとりあえずしれっと入ってみようかなと思ったら一旦通れた後にすぐ呼び止められてしまった。(ご迷惑をおかけしました)

カーチェイスありバイクチェイスあり格闘シーンあり謎の美女ありで、最後までまあ飽きずに見ることができる。
そういえばこのシリーズ見るの初めてだった。
公式ページでいろいろ情報を仕入れようと覗いてみたら、なんか公式ページが非常にしょぼい。
Webで宣伝しなくても集客できる大作の余裕か、それともたいした情報が無いのか。

トム・クルーズ53歳。
結構本当にスタントやっているらしい。
冒頭の本編に関係ない飛行機つかまりアクションもちゃんとやっているらしい。
それにしてもこのイーサン・ハントという役、命知らずにもほどがある。
人間っていうのは簡単に死ぬんだよ。
こんな無茶ばかりしてそれでも死なないなんて神でも乗り移っているのだろうか。
俺は絶対死なないという確信があってやっているならいいけど、無いのなら馬鹿なの?と思ってしまう。
あれっ、なんかアクション映画に対して野暮なこと言っているかも。

映画の最初の方にえらい美人のねーちゃんが出てきて、この子がヒロインかと思ったら早速殺されてしまって「はっ?」ってなったんだけど、ハーマイオニー・コーフィールド(Hermione Corfield)という駆け出しの女優さんだったっぽい。
あと、ジェレミー・レナーがどうしても頭よさそうに見えない。