2009年12月20日日曜日

映画『夏時間の庭』

2008年 監督:オリヴィエ・アサイヤス
at ギンレイホール


夏時間の庭 [DVD]

フランス映画。
オルセー美術館20周年企画として全面協力の下に製作されたらしい。

パリ郊外の緑豊かな自然の中でたくさんの子供達がはしゃいでいる。
緑の中には邸宅が一軒佇んでおり、その庭ではたくさんの人たちが集まってなにやらパーティーをしている。
家主の品のある細いばあさんの誕生日らしい。
とにかく人がいっぱいいて誰が誰だかさっぱり分からないのだけど、段々ばあさんとその3人の子供が話の中心だと分かってくる。

このばあさんの家にはたくさんの美術品があってしかも日常に使用されている。
ばあさんはこのたくさんのコレクションを守ってきたのだけど、子供達は既にこの家を巣立ってそれぞれの人生を歩んでいる。
ばあさんは子供達に負担をかけまいと、私が死んだらこの家と美術品を全て売却しろと長男に言い残す。
やがてばあさんが亡くなって3人の子供が集まってさあどうしようかって話。

落ち着いた展開で少し寝てしまった。
美術品は全て本物だったらしい。
ラストはちょっとびっくり。
可愛らしい少女だと思っていたらとんでもないあばずれで、なんてことしてくれてんだと思ったけどしっかりばあさんへの愛情を語ったりして複雑な余韻。

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