2010年4月11日日曜日

映画『シャネル&ストラヴィンスキー』

2009年 監督:ヤン・クーネン
at ギンレイホール


シャネル&ストラヴィンスキー [DVD]

オープニングクレジットの万華鏡のように複雑に変化しながら現れては消えていく文様とクレジットに思わず見とれる。
これだけで相当な製作時間を費やしているはず。

ストラヴィンスキーとシャネルの情事物語。
淡々と進んで淡々と終わるので既に忘れかけているが、狂いそうな激情もあふれ出す情熱も、しっとりした映像に生々しく焼き付けているところが印象深い。
ストーリーの概略を書こうとしたけど特に概略ってほどのものもないなぁ。

ストラヴィンスキーといえば高校のとき友達が好きで聴いていて、人が好きなものに興味が無かった僕はドビュッシーからいろいろすっ飛ばして武満徹やメシアンを聴いていたのだけど、久しぶりに「春の祭典」を聴くとなかなか面白い。懐かしくて。
あのリズムに合わせたダンスも感動的。
「春の祭典」初演時の騒動の様子も再現されている。

監督は『ドーベルマン』以来音沙汰の無かったヤン・クーネン。

※一度書いたやつが投稿時にネットワークエラーだかなんだかで消えてしまって書き直した。ショック。

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