2012年2月12日日曜日

映画『ゴーストライター』

2010年 監督:ロマン・ポランスキー
製作国:フランス/ドイツ/イギリス
at ギンレイホール




いまどきの監督ならテンポよく展開していきそうだが、退屈しない程度の間があるし、主な舞台になる島の別荘はいやに近代的な作りだし、で監督は若手じゃないのかなと思っていたらベテランどころかポランスキーだった。

イギリス元首相アダム・ラング(ピアース・ブロスナン)の自叙伝執筆を請け負ったゴーストと名乗るだけのゴーストライター(ユアン・マクレガー)は、ラングが滞在するアメリカの寂しい孤島に向かう。
前任者がフェリーから落下して事故死したため彼に白羽の矢がたったのだが、前任者の死には不可解な謎があった。
ゴーストが島に着いて間もなく、ラングは戦犯としてイギリスから追われる身になってしまう。
でもゴーストは知ったこっちゃ無いので依頼どおりラングへのインタビューを通して執筆を開始するが、偶然前任者が残した資料を発見したことにより自叙伝に隠された裏の意味に迫っていく、巻き込まれるといったほうがいいか。

ラストシーンとかパーティー会場でメモが伝達されていったりとか、って皆なんかの映画で見たことあるようなないような気もする。
そう思ってしまうのはこの映画が50年代60年代くらいの名作サスペンスを見ているかのような雰囲気を持っているからだろう。
なかなか面白かった。

ラングの妻役のオリヴィア・ウィリアムズが綺麗。
シャーロット・ランプリングとキャサリン・キーナーを足して2で割ったような。。

ラングのモデルは恐らくブレア。

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