2013年10月6日日曜日

映画『ゼロ・ダーク・サーティ 』

2012年 監督:キャスリン・ビグロー
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




158分で主演女優もあまり美人じゃないし耐えられそうにないかもと思ったけど、意外と最後まで見られた。
特にラストはすごい緊張感。

どこまでフィクションなんだろうと、Wikiを見ると、ステルスヘリが一揆墜落したとか諸々事実らしい。
世界中を回って行った関係者への取材を通して脚本が書かれたらしいので、ほぼ実話に近いフィクションっぽい。
そりゃあこの題材で広く知れ渡っている事実だけ合わせて後は適当な作り話、なんてことはないよな。

アメリカ映画でアメリカ人が主人公だから、なんとなくアメリカ寄りで見てしまう。
ラストは下手なガンアクションより面白いし、主人公の、そしてアメリカ市民の憎き敵をやっつけるというシチュエーションはさらに喝采を起こさせるのだろう。
でも、フィクションならともかく、事実ならまたちょっと違う。
問答無用に撃ち殺していく様は結構残酷だから。
拷問にしろラストにしろ、やられたらやり返す倍返しだ!的な仕組みが恐ろしい、ということを教えてくれる映画。

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