2014年 監督:デヴィッド・フィンチャー
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
中盤で一度ネタばれのようにあっさりと真相が分かるけど、
安心してください、そこからもさらに面白さが続きます。
デヴィッド・フィンチャーっぽいテンポのいい最高のジェットコースタームービーになっている。
サスペンスなのかコメディなのかホラーなのか・・話が進むたびに映画の表情が変わるのが面白い。
世界中で大ヒットした小説が原作らしい。原作者が脚本書いてるね。
主演はベン・アフレック。
失踪妻役にロザムンド・パイク。
2015年5月17日日曜日
映画『トラッシュ! -この街が輝く日まで-』
2014年 監督:スティーヴン・ダルドリー
製作国:イギリス/ブラジル
at ギンレイホール
大人向けサスペンスでありジュブナイルでもある。なかなか面白かった。
予告編見て悲しい結末を予感していて、それとなく最初から心構えして見てしまった。
途中までどこの国だか分からずアジアのどこかかと思って見ていたらブラジルだった。
ブラジルこえーなー。
神父役にマーティン・シーン。
ルーニー・マーラが美人。
悪徳刑事役にあまり悪そうに見えないイケメン、セルトン・メロ。
製作国:イギリス/ブラジル
at ギンレイホール
大人向けサスペンスでありジュブナイルでもある。なかなか面白かった。
予告編見て悲しい結末を予感していて、それとなく最初から心構えして見てしまった。
途中までどこの国だか分からずアジアのどこかかと思って見ていたらブラジルだった。
ブラジルこえーなー。
神父役にマーティン・シーン。
ルーニー・マーラが美人。
悪徳刑事役にあまり悪そうに見えないイケメン、セルトン・メロ。
2015年5月7日木曜日
映画『イーダ』
2013年 監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
製作国:ポーランド
at ギンレイホール
スクリーン幅はスタンダード・サイズで映像はモノクロ。
ただの懐古趣味だったら嫌だなと思ったけど、映画、って感じの映画でかなり面白かった。
余白の多い構図は静謐さで満たされて、映像を見ているだけで堪能できる。
少し重めの時代背景の中、寡黙な主人公イーダ(アガタ・チュシェブホフスカ)の清廉な美しさが映える。
過去にとらわれ続ける叔母の悲痛さも静謐な映像に合っている。
最後の方であるクラシック音楽がかかったとき、あ、これなんだったっけと記憶をたどるためにちょっとスクリーンから意識がそれていたら、衝撃のシーンが展開されて、ああ、もっと集中して見ていればよかったと後悔した。
まあその後もこういうシーンって何度か他の映画でみたことあるなぁ、『わたしが・棄てた・女』はちょっと違うし、なんだっけ、とまた意識がそれるんだけど。
ちなみに今調べたら音楽はモーツァルトの交響曲第41番だった。
製作国:ポーランド
at ギンレイホール
スクリーン幅はスタンダード・サイズで映像はモノクロ。
ただの懐古趣味だったら嫌だなと思ったけど、映画、って感じの映画でかなり面白かった。
余白の多い構図は静謐さで満たされて、映像を見ているだけで堪能できる。
少し重めの時代背景の中、寡黙な主人公イーダ(アガタ・チュシェブホフスカ)の清廉な美しさが映える。
過去にとらわれ続ける叔母の悲痛さも静謐な映像に合っている。
最後の方であるクラシック音楽がかかったとき、あ、これなんだったっけと記憶をたどるためにちょっとスクリーンから意識がそれていたら、衝撃のシーンが展開されて、ああ、もっと集中して見ていればよかったと後悔した。
まあその後もこういうシーンって何度か他の映画でみたことあるなぁ、『わたしが・棄てた・女』はちょっと違うし、なんだっけ、とまた意識がそれるんだけど。
ちなみに今調べたら音楽はモーツァルトの交響曲第41番だった。
映画『100歳の華麗なる冒険』
2013年 監督:フェリックス・ハーングレン
製作国:スウェーデン
at ギンレイホール
爆笑とまではいかないけど(ブラックユーモアだし)、なんか久しぶりに笑えて楽しい映画を見た気がする。
100歳の誕生日に老人ホームから抜け出したアラン(ロバート・グスタフソン)の気ままなロードムービー。
気ままっていっても周りで人がばんばん死ぬけどね。
爆弾遊びが大好きだったアラン少年は問屋のおやじかなんかを誤って爆殺してしまう。
ふっとんだ首がボンネットに落ちてきたりと、シリアスな残酷さとコミカルさが表裏一体のなんともいえないシーンの後、少しも悪びれないアラン少年が映し出される。
悪びれないどころか死んだ男を間抜け扱いしているし。
ここでアラン、そしてこの映画の死生観を観客は理解する。
死なんてただそこで終わるってだけのこと。そして死の原因が自分にあろうがそれは死んだ奴の運が悪かったってだけの話。というか間抜け。みたいな。
だからその後の数々の死もあっという間に感覚が麻痺してすんなり受け入れてしまう。
ただ、アランのように行動原理が"無欲な衝動的欲求"で成り行きまかせのような生き方は命がいくつあっても足りないけど、そこはまあフィクションなのでなんだかんだで100歳まで生きている。
"無欲な衝動的欲求"といっているのは自分でも何言ってるかよくわからないが、アランは物欲、自己顕示欲とかそういう社会的欲求にびっくりするくらい興味を示さないから。
じゃあ何があるかというと、派手な破壊欲求。
しかも本人が意図していなくても、天然なのか阿呆なのか、成り行きでいろんな人の人生を破壊していくから生粋のデストロイヤーだ。
この破壊欲が殺人衝動にならなくてよかったもんだ。死に無頓着な分かなり危ないし。
まあ間接的に十数万人殺しているけどね。
そういえばアランは青年期に、こんなやつの子孫を残しちゃいけない、と医者により子供が埋めないように手術(去勢?)されているが、これって性欲もなくなるのかな。
手術しなくても薄そうな気もするが。
主演のロバート・グスタフソンは実際は50歳くらいで老けメイクしていたらしい。
製作国:スウェーデン
at ギンレイホール
爆笑とまではいかないけど(ブラックユーモアだし)、なんか久しぶりに笑えて楽しい映画を見た気がする。
100歳の誕生日に老人ホームから抜け出したアラン(ロバート・グスタフソン)の気ままなロードムービー。
気ままっていっても周りで人がばんばん死ぬけどね。
爆弾遊びが大好きだったアラン少年は問屋のおやじかなんかを誤って爆殺してしまう。
ふっとんだ首がボンネットに落ちてきたりと、シリアスな残酷さとコミカルさが表裏一体のなんともいえないシーンの後、少しも悪びれないアラン少年が映し出される。
悪びれないどころか死んだ男を間抜け扱いしているし。
ここでアラン、そしてこの映画の死生観を観客は理解する。
死なんてただそこで終わるってだけのこと。そして死の原因が自分にあろうがそれは死んだ奴の運が悪かったってだけの話。というか間抜け。みたいな。
だからその後の数々の死もあっという間に感覚が麻痺してすんなり受け入れてしまう。
ただ、アランのように行動原理が"無欲な衝動的欲求"で成り行きまかせのような生き方は命がいくつあっても足りないけど、そこはまあフィクションなのでなんだかんだで100歳まで生きている。
"無欲な衝動的欲求"といっているのは自分でも何言ってるかよくわからないが、アランは物欲、自己顕示欲とかそういう社会的欲求にびっくりするくらい興味を示さないから。
じゃあ何があるかというと、派手な破壊欲求。
しかも本人が意図していなくても、天然なのか阿呆なのか、成り行きでいろんな人の人生を破壊していくから生粋のデストロイヤーだ。
この破壊欲が殺人衝動にならなくてよかったもんだ。死に無頓着な分かなり危ないし。
まあ間接的に十数万人殺しているけどね。
そういえばアランは青年期に、こんなやつの子孫を残しちゃいけない、と医者により子供が埋めないように手術(去勢?)されているが、これって性欲もなくなるのかな。
手術しなくても薄そうな気もするが。
主演のロバート・グスタフソンは実際は50歳くらいで老けメイクしていたらしい。
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