2016年 監督:山田洋次
製作国:日本
at ギンレイホール
なんだろう、面白かったかと言えばあるあるネタのような子ネタが散りばめられていてまあ面白かったのかもしれないけど、相当回数のあくびをしてしまったことも事実。
子ネタといっても吹き出してしまうような事もなく、むしろあざとさにしらーっとする点も多々あり。
(鶴瓶の前フリと登場だけは面白かったけど)
東京物語がインサートされた時に、ああ、なんかすべてがこじんまりときれいにまとまっているからつまんないのかなと思った。
小津のようなシンプルなバストショットの様式的安定感の裏にある底知れぬ不安感や違和感のような刺激もなく、画面も全体的に密集しすぎてせまっくるしい。
なぜ東京物語を入れたんだろう。
観客が比較しちゃうじゃん。
自信あったのかな。
長男の妻役は夏川結衣だったのか。2000年の『アカシアの道』くらいで記憶が止まっているのでこんなベテラン主婦役を演じられると全然気付かなかった。
ふと思ったけど、妻夫木聡の役を松田龍平が演じていたらどうなっていただろう。
この幸せ家族に松田龍平が紛れ込んだ、それだけで絵的にかなり面白くなりそう。
2016年7月24日日曜日
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