2015年 監督:アトム・エゴヤン
製作国:カナダ/ドイツ
at ギンレイホール
戦争を生き抜いた世代も高齢でどんどん少なくなっていくなぁ。
妻に先だ立たれたばかりの90歳の老人ゼヴ(クリストファー・プラマー)。
彼は老人ホームの友人とある計画を立てており、妻がなくなったらそれを決行する、と。
車椅子の友人はホームに残り、ゼヴは一人計画を遂行するべく旅立っていく。
二人はアウシュヴィッツの生き残りで、ともに家族を看守に殺された過去を持つ。
そしてその看守は身分を偽り逃亡し、今ものうのうと生きているという。
計画とは、その看守“ルディ・コランダー”を見つけ出し、復讐(殺害)すること。
しかしゼヴにはある問題があった。
認知症が進行しすぎて毎朝目覚めると記憶を失うということ。
友人はゼヴの過去と計画を記した手紙をゼヴに渡し、ゼヴは記憶をなくすたびに手紙からやるべきことを知る、というあぶなっかしい旅路。
まあまあ面白かったんじゃないかな。
こんなに記憶をなくすなら幸せな嘘の過去を騙して教えることもできるよなぁと思って見ていた。。。
最近なんかの予告編でラストが衝撃とかいうの見たなと思っていたけど、これだったか。
記憶をなくすたびに亡き妻の名を呼んで、生前はそんなに片時も離れずに一緒にいたのかよ、と突っ込みたくなる。
ブルーノ・ガンツを久しぶりに見たけど老化が加速しすぎじゃないだろうか。
2017年4月9日日曜日
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