2017年4月9日日曜日

映画『幸せなひとりぼっち』

2015年 監督:ハンネス・ホルム
製作国:スウェーデン
at ギンレイホール




結構面白かった。
愛する妻をなくして孤独に生きるオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)は43年間働いた鉄道会社をクビになる。
妻を亡くした悲しみからいまだに立ち直れないオーヴェはいい機会だとでもいうように自殺に向けていそいそ準備を始めるのだが、隣に引っ越してきた移民の家族やらなんやらでことごとく自殺を阻まれる。
このオーヴェというじいさんはかなりのクセがあって、とにかく規律に厳しい。
規則を守らない住民にはようしゃない罵声を浴びせ、普通には関わり合いたくないかなり気難しい男。
ただ、たくましく生きる移民の女性にはそんことはお構いなし。
そして昔からの知り合いはオーヴェに優しいところや、時折回想の入る妻との思いでからも次第にオーヴェという気難しい人物の別の一面が見えてくる。

妻役のイーダ・エングヴォルが溌剌としていい感じ。
これは惚れるわと思う。
しかしまあソーニャとの思い出が若い頃だけというのも気になりはするけど、今でもそんなに思っているということからも二人の仲はうかがい知れる。
大分いい奥さんだよな。かなり男側の願望が入っていそう。


映画と関係ないけど、この回は席が大外れで、後ろの席の頭のおかしいおっさんが前の席、つまり俺の席を頻繁に蹴り、そして押してきた。
最近はこういう奴いなかったんだけど、たまに思い出したように現れるんだよな。

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