製作国:
at ギンレイホール
テフロンこわっ
環境問題を専門とする弁護士のロブ・ビロット(マーク・ラファロ)のもとに怪しいおっさんがやってくる。
デュポン社が土地にヘンなモノ埋めたから汚染されたとかなんとか。
ロブは企業側の弁護士なんだけど、祖母からの紹介ということもあって実際ウェストバージニア州の町に訪れて例のおっさんウィルバー・テナント(ビル・キャンプ)の話を聞くことになる。
そこからロブの長い長い闘いが始まる。
実話に基づく、ってだけじゃなくて世界中で使われているテフロンだのフッ素樹脂加工だのの話だから、こわっ。
一応空焚きで超高温にでもしない限り安全ってことらしいけど、、
巨大企業が隠しているものを一人の弁護士が気の遠くなる努力で少しずつ剥がしていく、と同時に人間関係が崩れていく。
サスペンス的な要素と人間ドラマ的要素のバランスがよくて充実の126分。
『Take Me Home, Country Roads』「Almost heaven, West Virginia(楽園のような、ウェストバージニア)」とかそんな歌詞だったんだねぇ。
妻サラ役にアン・ハサウェイ。
サラの人物像だけはよくわからなかったな。一応ロブの良き理解者とかいう立ち位置らしいんだけど。
自分はこんなに苦しんでいるのよ、っていう自分が自分がって訴えるあたりがアメリカ人っぽい。
そんでロブが倒れた一因にサラの言動があるはずなのに、当のサラは自分のせいとは一切思っていないどころかいい妻ぶっているから意味不明だった。
良き理解者の上司役にティム・ロビンス。
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