2007年7月22日日曜日

映画『華麗なる恋の舞台で』

2004年 監督:イシュトヴァン・サボー
at ギンレイホール


華麗なる恋の舞台で デラックス版

おばさんの恋愛物ほどかったるいものはないと思っているのだけど、なかなか面白いコメディに仕上がっている。
主演アネット・ベニング。
1938年、大女優のジュリア・ランバート(アネット・ベニング)は同じことの繰り返しの毎日に疲れ果てていた。
そんな時、ファンだという若い青年が現れ、ジュリアは恋をする。
青年の方はこの大女優と寝ようと淡々と迫っていくものだから青年との恋は上手くいき、ジュリアは再び輝き始めた。
しかし青年は所詮青年。若い新進女優と二股をかけた上に、恥も外聞もなく一途にすがるジュリアの無心な想いから出た言葉の一つが青年のくそみたいなプライドを傷つけて破局。
失恋のジュリアだが、そもそも青年なんてやっぱり精神年齢が低すぎて物足りなさも感じていた。
いや、演技のプロのジュリアにとっては同年代の夫でさえ子供にしか見えないのかもしれない。
復活したジュリアは爽快なリベンジ劇の準備を着々と進めていくのだった。

途中までつまらなかったのだけど、最後の方は爽快に楽しめる。

0 件のコメント:

コメントを投稿