at ギンレイホール

144分あるのだけど、思いのほか楽しめる。
第二次大戦中のオランダ。ユダヤ人のラヘルは目の前で家族を惨殺される。
命からがら逃げ出したラヘルはエリス・デ・フリースと名乗りレジスタンスに加わった。
彼女はドイツ軍諜報部長のムンツェに接近する使命を受けたのだが、エリスは次第にムンツェに惹かれていき・・・
って別にムンツェに惹かれたためにどうこう話が大きく展開するわけでもないんだけどね。
サスペンスチックになって真犯人は誰だ、みたいな突然の展開も、重要シーンのあっけなさも全てなかなか楽しめる。
監督ポール・ヴァーホーヴェン。
23年ぶりに母国のオランダに帰って撮った構想20年の渾身の一作。
冷徹な戦争物だけど、娯楽要素が豊富。
髪を金髪に染めるのは当時何を使ったのだろう。
いづれにしろかなりの頻度で染め替えないと髪の付け根でばれちゃうよな。大変だぁ。
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