at ギンレイホール

ああ、人物関係がさっぱり分からない。
眠くなってちょっと寝てしまった。
キャバレー「青いオウム」のオーナーであるガブリエル(クロード・ブラッスール)が死去した。
ということで彼のファミリーが集まる。
息子のニッキー(ジェラール・ランヴァン)。クラブに出演するマジシャンでもある。
ニッキーの妻?元妻?愛人?にアリス(カトリーヌ・ドヌーヴ)とシモーヌ(ミュウ=ミュウ)。
ニッキーの子供にマリアンヌ(ジェラルディン・ペラス)とニノ(ミヒャエル・コーエン)。
で、このファミリーの関係が複雑で、
・ニッキーはガブリエルの本当の息子でない。
・マリアンヌとニノの父親はニッキーらしいが母親は違うらしい。
・アリスは元妻でマリアンヌの母で、シモーヌはニッキーじゃない別の夫がいるけどニノの父親はニッキーで、だけどニッキーの元妻というわけではないらしい。
さらに、
・ガブリエルは女装によるパフォーマンスをしていたがオカマではないらしいが同性愛者かもしれない・・・
・ニッキーはしょぼくれたおっさんにしか見えないけど実は稀代のプレイボーイらしい。でも同性愛者でもあるかもしれない・・・
・ニノは揺るぎない同性愛者。
っていうようなことが超小出しにちょろっとしたセリフで明かされたりする。
人物関係が明かされるタイミングは始まりから最後までALLTIME。
寝ちゃったらわかんないじゃん。だから公式HP見て勉強した。
ストーリーだけど、ガブリエルが死去した、で、ニッキーは自分が遺産というかこのキャバレー青いオウムを相続するものだと思っていたらしいが、青いオウムはマリアンヌとニノの二人に相続される。
マリアンヌはばりばりのキャリアウーマンでニノは会計士。
そんな古いキャバレーもらっても経営している暇なんてないしそりゃあ売るでしょう。
ってことなんだけどなんだかんだ登場する人物の過去や関係が明かされて、さらにクラブに出演する歌手のレア(エマニュエル・ベアール)もからんできてニッキーといい関係になって、うにゃうにゃしているうちにファミリーはそれぞれ自分のアイデンティティを獲得したのかなんだかおおらかになって清清しく歩き始める。
ファミリーの再生までの道のりが過去や事実の小出しを重ねているうちになんか気づいたら、っていう緩やかなところが洒落ているものの、関係が複雑すぎてのりづらい。
シモーヌ役にミュウ=ミュウです。
以前に『燃えつきた納屋』1973を見たときに気になって名前を覚えていたミュウ=ミュウ。
年をとってもかわいらしい目元は変わらない。
なんかレアな女優だと思っていたけど出演作見ると結構メジャーな人だったのね。
0 件のコメント:
コメントを投稿