at ギンレイホール

孤児院の6歳の少年が母親を探しに孤児院を抜け出す。
母を訪ねてうんたらなんだけど、これはハリウッド映画じゃなくてロシア映画。
こまっしゃくれたガキがそれっぽい演技して展開する大仰な感動もの、なんかにはならない。
ロシア映画面白いなぁ。
しょぼくれたおっさんの哀愁が最高に面白い。
気の弱くなった泉谷しげるみたいな孤児院長とか、冴えないくせに以外と強かったマダムの手下のグリーシャとか。
おっさんたちがしょぼくれているのに対して、子供や若者は善も悪も飲み込んで行動に迷いがない。
事の良し悪しは置いておくにしても。
ロシア映画っていうのは声高には主張しないけどどれも社会背景に哀愁と慈愛が漂う人間賛歌だな。
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