at ギンレイホール
![ガマの油 プレミアム・エディション [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61s3wh72%2BjL._SL160_.jpg)
長いわ~
131分。
最初はいくらかテンポよかった気がするのだけど、中盤くらいからひどく疲労する。
株で大もうけするデイトレーダーの矢沢拓郎(役所広司)は大豪邸に暮らしている。
妻は矢沢輝美(小林聡美)。
息子は矢沢拓也(瑛太)。
『息子の部屋』みたいな展開。
ただしファンタジーに明るい。そこが疲れる。
ガマの油売りのシーンが2度ほど唐突に挿入され、このシーンは時代が4,50年遡っているみたいだけど、油売りの夫婦役が益岡徹と小林聡美になっている。
小林聡美は現代では役所広司の妻役だし、二役やっているから非常にややこしい。
このシーンに出てくる子供が実は矢沢拓郎であると最後の方でわかり、かつこの過去のガマの油売り夫婦がなぜか現代にやってきて現代の矢沢拓郎と共演するというファンタジー。
思えばファンタジー形式で自由なためにいたるところで異様な空間が存在していた。
映し出された渋谷の街は通り行く人々が皆あかぬけないというかださくて、現代でもないし10数年前でもないしどこの時代なんだろうと思っていたけど、あれもどこの時間軸にも属さない異世界だったのだろう。
それにしても結果的には大事な事実を隠され騙され続けていた光ちゃんはもっと悲しんでもっと怒っていいと思うのだが。
秋葉サブローというネーミングセンスやら熊との思い切った格闘とかは面白かったな。
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