2010年2月27日土曜日

映画『サイドウェイズ』

2008年 監督:チェリン・グラック
at ギンレイホール


サイドウェイズ (特別編) [DVD]

一本目は『空気人形』だと勘違いして見始めたら、オープニングから映像がちゃっちい。
ANAだし。
わざとちゃっちく撮っているのだろうかと思っていると、小日向文世が出てきてさらにうざいナレーションが入る。
ああ、もう一本の方だったか。

カリフォルニアにやってきた小日向文世が売れないシナリオライター役で、カリフォルニア在住で結婚目前の友人に生瀬勝久で、生瀬の独身最後のドライブ旅行に小日向が付き合って出発して、なんだかんだで菊地凛子や旧知の鈴木京香と出会っておっさんが若き日を懐かしむという話。
しっかしまあ123分もあって結構つらい。
こういうのはテレビドラマでやってほしい。

小日向文世と鈴木京香の組み合わせって『重力ピエロ』でもあったな。
だけどこの映画の小日向文世がとにかく冴えなくてしょぼい。
冴えないおっさんの独白。

生瀬勝久がぎょろ目でどうみてもかっこよくないはずが、なんかかっこいい。
役柄はどうしようもない駄目男ではあるのだけど、ただ一点、もてるという特技がある。
かっこいいからもてるのではなくて、もてるからかっこいいのだな。

菊地凛子はあまり好きじゃなかったのだけど、意外と可愛らしかった。
日本語がたどたどしいからかな。

2004年のアメリカ映画『サイドウェイ』のリメイクらしい。
こっちの方はいろいろ賞を取っていて評判よさげ。

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