2010年 監督:デヴィッド・フィンチャー
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
新作映画の情報に疎い僕でも話題になっていたことは知っている『ソーシャル・ネットワーク』。
120分もあって長いし一体どれだけ面白いんだよと半信半疑で見ると、冒頭の主人公と彼女の会話から引き込まれてあっという間に終わってしまった。
facebookの創始者マーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)を中心に、facebookの誕生そして発展の経緯がマーク・ザッカーバーグに対する二つの訴訟からフラッシュバックする形で語られる。
会話がとにかく面白いんだな。
心理的な駆け引きやユーモアがあるわけでもないのに、なぜか引き込まれる。
人間関係が崩壊するような危うさや、無法者とでも言いたくなるようなザッカーバーグの言動にひやひやするからだろうか。
監督はデヴィッド・フィンチャーだったのか。
あまり見てないけど、こんな作風だったっけ。
スピーディーに飽きささせない展開はそれっぽいけど。
ITに詳しくなくてかつfacebookもやっていなくても普通に楽しめると思う。
そんなに難しい用語や専門的な話が出てくるわけじゃないから。
優秀な社員をハッキング能力で選抜するところとか面白い。
質は置いといて開発スピードだけはそこらのエンジニアの非じゃないだろう。
僕は10年SEやっているけど未だにハッキングの仕方がよく分からない。(セキュリティ上知っておかなくてはいけないと思いつつ)
ザッカーバーグが寮内のシステムにハッキングする時(唯一専門用語が飛び交うシーン)に「Apacheの設定をOpenにしてwgetコマンドでgetだぜ」っていうセリフが出てくるけど、そもそもどうやってサーバにログインできたのかっていうところが知りたいところ。
カタカタカタってキーボード打ちまくって一瞬で「できました」って言ってみたいものだ。
※ギンレイホールは両端が3席シートになっていて、その3席シートのさらに一番壁側に座っていたのだけど、前の席の兄ちゃんが映画が始まる直前に3席シートの真ん中に移動しやがった。
3席シートを一人で占有するような座り方の厚かましさはいいとして、真ん中の席は僕の席とスクリーンの直線上に位置するので、普通なら後ろの席の人を気にしてそんな席に座らないでしょう。混んでいるならしょうがないとしても。
しかもこの人は座高が高いのでかなり背筋を伸ばさないとこいつの頭でスクリーンが隠れてしまう。
それだけならまだしも定期的に首をかくかく動かすもんだから気が散ってしょうがない。
いらっとして思わず席を2回くらい蹴ってしまった。。。ちょっと反省
2012年5月6日日曜日
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