2012年 監督:デレク・シアンフランス
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
クールな二枚目俳優からいつのまにかバイオレンスを演じさせたら今や右に出るものはいなくなったライアン・ゴズリング主演。
あとブラッドリー・クーパーが清潔な風貌で正義感あふれる警官役で出ている。
移動遊園地で曲芸バイク乗りのスターとして各地を転々とするルーク(ライアン・ゴズリング)は、かつての恋人との間に息子が生まれていることを知る。
孤独なライダーの父性は一気に爆発して転職。
その技術を生かしてスタントマンにでもなればもっと稼げそうだけど、たぶん父親となった今危険な職業はやりたくないしこの地を離れたくなかったんだろうね。
ということで自動車整備工場で働きだす。
で、気づいたら犯罪に手を染めて、あわわという展開になって次の世代へと話は続いていく。
一つの事件をきっかけに始まる二つの家族の苦悩と葛藤が、重いはずなのに家族愛に包まれて染み入ってくる。
人間ドラマに加えて犯罪要素のスリリングさ、そしてファザコンAJ君(エモリー・コーエン)の異様なまでのクソガキ度が加わって141分も長く感じないほど面白かった。
オープニングからかっこいい。
シャコンシャコンとバタフライナイフを危険にいじくるむきむきの男のカットからそのまま長回しでバイクの曲芸まで。
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