2013年 監督:スティーヴン・フリアーズ
製作国:フランス/イギリス
at ギンレイホール
性的に穢れた女性たちが入れられる収容所みたいなところを見て『マグダレンの祈り』を思い出した。
本作ではこの収容所の話ではなく、離れ離れにされた息子を葛藤の末約50年経ってから探し始める物語。(正確に言うと50年間一切探さなかったわけではないみたいだけど)
息子を探すフィロミナ(ジュディ・デンチ)の旅のお供は元エリート記者のマーティン(スティーヴ・クーガン)。
過去から今に続く辛い感情を普段は微塵も感じさせない普通のおばちゃんっぷりを発揮するフィロミナと、三面記事用に同行していたにすぎないマーティンの記事にすべきかどうかの葛藤など、年齢も想いもまったく異なる2人の関係性と変化の機微が面白い。
2014年8月24日日曜日
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