2015年 監督:ジャック・オーディアール
製作国:フランス
at ギンレイホール
スリランカの戦禍から逃れるためにフランスにやってきた元兵士のディーパン(アントニーターサン・ジェスターサン)。
一人でではなく、家族の方が難民として受け入れられやすいということで、他人のヤリニと母を亡くした少女イラヤルの3人の擬似家族として。
パリ郊外の団地で管理人の職を得たディーパンはそこでヤリニとイラヤルとともに嘘がばれないようにしながら新たな生活を始める。
最後にめっちゃディーパンが活躍してガキどもを始末するんじゃないかという予感と、もう戦いから離れて欲しいという希望が半々で、グループのボスもヤリニにはなんか優しい一面を見せるし、最後はどうすんだろうと思いながら鑑賞する。
ボスを演じたヴァンサン・ロティエはどっかで見たことあると思っていたけど全くの気のせいらしかった。
一応『ムード・インディゴ うたかたの日々』とかいう映画に出ていたらしいが記憶にないし。
エドワードノートンに少し似ているから勘違いしたのかな。
以下ネタバレ
最後はフィルムノワール的雰囲気。
無双すぎて少し引く。
車に乗っているときにディーパンが脳天ぶち抜かれたように見えたのだけどなんだったんだろう。
あそこで実は死んでいてイギリスの風景は幻想ってことなら、あの無双っぷりも納得がいくし悲しい結末だ。
敢えて死んだ瞬間を分かりづらくしてどっちとも取れるようにしたのかな。
2016年6月13日月曜日
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