2016年 監督:マット・ロス
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
大森林の中で暮らす親子。
娘3人、息子3人と父親。母親はなんか入院しているらしい。
裸に泥を塗りたくって狩猟する姿は原始的に見えるが、文明を全否定した生活をしているわけではなく、何より子どもたちはそれぞれ何か国語も使いこなし、哲学書、古典文学等々を読み漁ってそんじょそこらの子どもたちより頭がいい。
頭がいいうえに狩猟やロッククライミングやマーシャルアーツ等、父親に叩き込まれて身体能力もずば抜けている。
母親の死をきっかけに、葬儀に出席するべくそんなスーパー子供達が街に出る!
っていうとコメディのように思えるけど(世間とのずれによる笑いはあるもののそれも含めて)、どちらかというと人間ドラマ家族ドラマの色が濃い。
大森林では父親は絶対的な存在で、子どもたちの教師であり信頼尊敬もされている。
そこに疑う余地はない。(レリアンを除いては)
しかし街に出ることで子供たちの何人かは自分たちの生活に疑いを持ち始める。
そして父親自身も子供たちの教育に絶対の自信を持っていたはずなのに、それが本当に子供たちの将来や安全を考えるとベストだったのか?と揺らぎ始める。
子供の頃はこういう生活に憧れていたなぁとなんか思い出した。
面白かった。
2017年6月25日日曜日
2017年6月18日日曜日
映画『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』
2015年 監督:レベッカ・ミラー
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
イーサン・ホークとジュリアン・ムーアが夫婦役か。
ジュリアン・ムーアってそういえばいくつくらいなんだっけと調べて見らた1960年生まれ!
白い生足出したりして若々しい。
主演グレタ・ガーウィグ。
予告編見て、不倫していたけどやっぱり妻に返すみたいな話かな、と。
大筋は間違っていないけど、不倫の結果結婚して子供まで設けた状態からっていうのは予想外。
この大人3人の身勝手さよ。子供かわいそう。
身勝手を反省して最後は円満と捉えると、一人マギーだけ微妙だよな。
子供さえいれば幸せなのかもしれないけど、あのラストはだってまた繰り返すってことでしょ。
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
イーサン・ホークとジュリアン・ムーアが夫婦役か。
ジュリアン・ムーアってそういえばいくつくらいなんだっけと調べて見らた1960年生まれ!
白い生足出したりして若々しい。
主演グレタ・ガーウィグ。
予告編見て、不倫していたけどやっぱり妻に返すみたいな話かな、と。
大筋は間違っていないけど、不倫の結果結婚して子供まで設けた状態からっていうのは予想外。
この大人3人の身勝手さよ。子供かわいそう。
身勝手を反省して最後は円満と捉えると、一人マギーだけ微妙だよな。
子供さえいれば幸せなのかもしれないけど、あのラストはだってまた繰り返すってことでしょ。
2017年6月4日日曜日
映画『ヒトラーの忘れもの』
2015年 監督:マーチン・サントフリート
製作国:デンマーク/ドイツ
at ギンレイホール
少年たちの顔が覚えられず誰が誰だかよくわからなかった。。
ナチスによってデンマークに埋められた200万個の地雷。
終戦後にその撤去に従事したのは主にドイツの少年兵達だった。
という史実をもとにした映画。
終戦後のデンマーク人はドイツに対する並々ならぬ憎悪を持っている。
ラスムスン軍曹(ローランド・ムーラー)もその一人。
地雷撤去の任に当たるラスムスン軍曹はやってきたドイツ兵が少年兵であることに一瞬戸惑いながらも、憎きドイツ兵をこき使って地雷撤去を進めていく。
そんなラスムスン軍曹と、ただ国への帰還を夢見るドイツ少年兵達の不安定な交流を描いている。
地雷がいつ爆発するか。っていうのが常に緊張感をたたえている。
双子の片割れが一人砂浜を歩いて行く姿が印象的。
製作国:デンマーク/ドイツ
at ギンレイホール
少年たちの顔が覚えられず誰が誰だかよくわからなかった。。
ナチスによってデンマークに埋められた200万個の地雷。
終戦後にその撤去に従事したのは主にドイツの少年兵達だった。
という史実をもとにした映画。
終戦後のデンマーク人はドイツに対する並々ならぬ憎悪を持っている。
ラスムスン軍曹(ローランド・ムーラー)もその一人。
地雷撤去の任に当たるラスムスン軍曹はやってきたドイツ兵が少年兵であることに一瞬戸惑いながらも、憎きドイツ兵をこき使って地雷撤去を進めていく。
そんなラスムスン軍曹と、ただ国への帰還を夢見るドイツ少年兵達の不安定な交流を描いている。
地雷がいつ爆発するか。っていうのが常に緊張感をたたえている。
双子の片割れが一人砂浜を歩いて行く姿が印象的。
映画『アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場』
2015年 監督:ギャヴィン・フッド
製作国:イギリス
at ギンレイホール
これが少年漫画なら
「目の前の一人の命を救えずに世界が救えるかー!!」
っていって全部救うんだけどね。
テロ組織アル・シャバブを追う英米の合同チームは、ナイロビでアジトを突き止める。
で、なんやかんやでテロリストたちが今まさに自爆テロを遂行しようとしていることがわかり、偵察ドローンが搭載したヘルファイア(すごい名前)でアジトを爆撃しようとする。
ただ、イギリスとケニアは友好国だったりして法的な問題とかでわちゃわちゃ揉めたりもする。
というのは置いといて予告編でネタばれしているから書くけど、いざ爆撃って時にアジトの近くで一人の少女がパンを売り始めるのね。
アジトの周辺は爆撃によりふっとぶ試算。
爆撃したらおそらく少女は助からない。
でも爆撃しないと自爆テロで多くの人が死ぬ。
どうしよう。
自爆テロに向かう途中でうまいこと取り押さえられないものかね。
ヘレン・ミレン演じるパウエル大佐がいる部屋がなんかいかにもセットという感じだった。
生粋の軍人ほど爆撃に躊躇が無い。
今は安全な部屋の中にいるけど過去にはもっと悲惨の現場を目の当たりにしているからか、冷徹な判断で現実を見ている。
ただ、パウエル大佐は6年も追い続けたスーザンをやっと追い詰めたのだからとっとと終わらせたいっていう利己的な感情も見え隠れしたりする。
ベンソン中将役には去年逝去したアラン・リックマン。
鳥型とか虫型のドローンが凄いな。
でもあんなの民間人が気軽に手に入れられるようになったらもう窓もカーテンも開けられないよね。
製作国:イギリス
at ギンレイホール
これが少年漫画なら
「目の前の一人の命を救えずに世界が救えるかー!!」
っていって全部救うんだけどね。
テロ組織アル・シャバブを追う英米の合同チームは、ナイロビでアジトを突き止める。
で、なんやかんやでテロリストたちが今まさに自爆テロを遂行しようとしていることがわかり、偵察ドローンが搭載したヘルファイア(すごい名前)でアジトを爆撃しようとする。
ただ、イギリスとケニアは友好国だったりして法的な問題とかでわちゃわちゃ揉めたりもする。
というのは置いといて予告編でネタばれしているから書くけど、いざ爆撃って時にアジトの近くで一人の少女がパンを売り始めるのね。
アジトの周辺は爆撃によりふっとぶ試算。
爆撃したらおそらく少女は助からない。
でも爆撃しないと自爆テロで多くの人が死ぬ。
どうしよう。
自爆テロに向かう途中でうまいこと取り押さえられないものかね。
ヘレン・ミレン演じるパウエル大佐がいる部屋がなんかいかにもセットという感じだった。
生粋の軍人ほど爆撃に躊躇が無い。
今は安全な部屋の中にいるけど過去にはもっと悲惨の現場を目の当たりにしているからか、冷徹な判断で現実を見ている。
ただ、パウエル大佐は6年も追い続けたスーザンをやっと追い詰めたのだからとっとと終わらせたいっていう利己的な感情も見え隠れしたりする。
ベンソン中将役には去年逝去したアラン・リックマン。
鳥型とか虫型のドローンが凄いな。
でもあんなの民間人が気軽に手に入れられるようになったらもう窓もカーテンも開けられないよね。
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