2015年 監督:ギャヴィン・フッド
製作国:イギリス
at ギンレイホール
これが少年漫画なら
「目の前の一人の命を救えずに世界が救えるかー!!」
っていって全部救うんだけどね。
テロ組織アル・シャバブを追う英米の合同チームは、ナイロビでアジトを突き止める。
で、なんやかんやでテロリストたちが今まさに自爆テロを遂行しようとしていることがわかり、偵察ドローンが搭載したヘルファイア(すごい名前)でアジトを爆撃しようとする。
ただ、イギリスとケニアは友好国だったりして法的な問題とかでわちゃわちゃ揉めたりもする。
というのは置いといて予告編でネタばれしているから書くけど、いざ爆撃って時にアジトの近くで一人の少女がパンを売り始めるのね。
アジトの周辺は爆撃によりふっとぶ試算。
爆撃したらおそらく少女は助からない。
でも爆撃しないと自爆テロで多くの人が死ぬ。
どうしよう。
自爆テロに向かう途中でうまいこと取り押さえられないものかね。
ヘレン・ミレン演じるパウエル大佐がいる部屋がなんかいかにもセットという感じだった。
生粋の軍人ほど爆撃に躊躇が無い。
今は安全な部屋の中にいるけど過去にはもっと悲惨の現場を目の当たりにしているからか、冷徹な判断で現実を見ている。
ただ、パウエル大佐は6年も追い続けたスーザンをやっと追い詰めたのだからとっとと終わらせたいっていう利己的な感情も見え隠れしたりする。
ベンソン中将役には去年逝去したアラン・リックマン。
鳥型とか虫型のドローンが凄いな。
でもあんなの民間人が気軽に手に入れられるようになったらもう窓もカーテンも開けられないよね。
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