2009年 監督:ヤスミン・アフマド
製作国:マレーシア
at ギンレイホール
冒頭の教師二人とかムルー家食卓のコメディチックなやりとりを見た時に、あ、これはついていけないかもと思ったけど、段々面白くなってくる。
マレーシアのとある高校で第7回目を迎える芸能コンクール「タレンタイム」が開かれようとしていた。
そのタレンタイムの予選を勝ち抜いた生徒達の物語。
もうね、嫌な奴が一人もいないのね。
中華系のカーホウ君は感じ悪かったけど最後はあんなきれいな音を響かせて「良い奴じゃないか!」と叫びたくなる。
なかでもカーホウ君が目の敵にしていた成績TOPのハフィズ君の良い奴かつ超人ぶりが凄まじい。こんな奴現実にいないだろうと思いつつもその気高さに泣けてくる。
多民族国家マレーシア。マレー語・中国語・タミル語・英語等が飛び交っているらしい。
出演者もインド系とか中華系とか様々だ。
そんな彼らが民族関係なく通じ合っていく様は優しい時間。
ドビュッシーの「月の光」がよく流れるんだけど、「月の光」を聞くとなんか不穏な気持ちになる。
恐らく何かの映画で使われていたからだと思うけど思い出せない。
2017年9月3日日曜日
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