1985年 監督:エドワード・ヤン
製作国:台湾
at ギンレイホール
エドワード・ヤンの1985の映画。4Kによるデジタル修復版。
マンションの内見に訪れる二人の男女から始まる。
女は不動産業で働くキャリアウーマンのアジン(ツァイ・チン)。
男は何か覇気がなさげでヒモかとも思ったが、ちゃんと仕事しているアリョン(ホウ・シャオシェン)。
この二人をとりまく時代の物語。
時代といってもなんか革命やら戦争があったとかそういうわけじゃないんだけど、80年台の台湾っていう高度成長期の時代が色鮮やかに、そして時に悲しくスクリーンに彩られて、まさに『台北ストーリー』といった感じ。
時代はめまぐるしく進化していくがその時そこに生きる人々の過去と未来は。。
アジンのくそでかいサングラスとか、なんかちんちくりんなパンツスーツ姿とか当時はかっこよかったんだろうな。最初思わず笑いそうになったけど。
119分もあるけどこの空気感に浸れば結構あっというまで面白かった。
ホウ・シャオシェンは主演だけでなく制作脚本にも関わっていて、公式ページによると「エドワード・ヤンのために自宅を抵当に入れてまで製作費を捻出し、完成へとこぎつけた」らしい。
2017年9月3日日曜日
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