2017年 監督:マーク・ウェブ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
叔父のフランク(クリス・エヴァンス)と二人で暮らす7歳のメアリー(マッケナ・グレイス)は、馬鹿な授業や馬鹿な同級生と時を過ごすことに我慢ならず、小学校に行きたがらない。
メアリーは7歳にして57かける135を暗算で答えられるほどの天才児だった!
先生は彼女は天才児だから特別な学校へ、とフランクに勧めるが、それはなんとかなんとかという暗算法で俺も8歳でマスターしているし大した話じゃないと一蹴する。
えっ?凡人・・・
というのは振りで・・
ジャンルとしては家族ドラマになるのかな。それと天才児をどう育てるべきかドラマ。
メアリー役のマッケナ・グレイスがとにかく凄い。
最初見たときクリーチャー的不気味さがあって怖かったのだけど、見慣れるとなかなか可愛らしい。
怖い一因としてはまつげが異様に長いのね。
つけまつげの2倍くらいはあるんじゃないだろうか。
それのせいか、7歳の体に30歳の女性の顔が乗っているかのような不気味さがある。
その不気味さが天才児とマッチしているし、それに演技もころころ変わる表情が無邪気な幼児性だったりきりっと大人びた表情だったりと、こちらを惹きつけてくる。
いやぁ、天才児だわ。
2018年5月27日日曜日
映画『はじまりのボーイミーツガール』
2016年 監督:ミシェル・ブジュナー
製作国:フランス
at ギンレイホール
落ちこぼれのヴィクトール(ジャン=スタン・デュ・パック)は優等生のマリー(アリックス・ヴァイヨ)に密かに憧れていた。
やがて二人の距離は近づいていくのだが、チェリストを目指すマリーはある秘密を抱えていた。
12歳の少年少女の爽やかな恋物語というテイストだけど、なんだかいろいろ消化不良のまま終わる感じ。
入院して治療に専念したら治るのかそれとも絶望的なのかとかその辺はよくわからないけど、とりあえず入院しろよと思う。
入院して試験の時だけ外出して記念受験すればいいじゃん。
どうせろくに練習してないんだし入院してもしなくても変わらない。
師匠も出てこないから独学なんでしょ。(なぜか上手いけど)
少年少女の恋愛ものにありがちな大人との対立だけど、大人を応援したくもなる。
入院しないのがずっと先のことよりすぐそこの夢を大事にするという子供の考えによるものならもっとそこを分かりやすくしてほしい。
頑固な親父の心変わりの契機もなんだか弱いし、何に心動かされたんだろう。
とはいえ可愛らしい少年少女のくっつき離れる王道の展開はそれなりに爽やかで面白かった。
校舎の黄色や赤の柱は絵になりそうだ。
製作国:フランス
at ギンレイホール
落ちこぼれのヴィクトール(ジャン=スタン・デュ・パック)は優等生のマリー(アリックス・ヴァイヨ)に密かに憧れていた。
やがて二人の距離は近づいていくのだが、チェリストを目指すマリーはある秘密を抱えていた。
12歳の少年少女の爽やかな恋物語というテイストだけど、なんだかいろいろ消化不良のまま終わる感じ。
入院して治療に専念したら治るのかそれとも絶望的なのかとかその辺はよくわからないけど、とりあえず入院しろよと思う。
入院して試験の時だけ外出して記念受験すればいいじゃん。
どうせろくに練習してないんだし入院してもしなくても変わらない。
師匠も出てこないから独学なんでしょ。(なぜか上手いけど)
少年少女の恋愛ものにありがちな大人との対立だけど、大人を応援したくもなる。
入院しないのがずっと先のことよりすぐそこの夢を大事にするという子供の考えによるものならもっとそこを分かりやすくしてほしい。
頑固な親父の心変わりの契機もなんだか弱いし、何に心動かされたんだろう。
とはいえ可愛らしい少年少女のくっつき離れる王道の展開はそれなりに爽やかで面白かった。
校舎の黄色や赤の柱は絵になりそうだ。
2018年5月13日日曜日
映画『ノクターナル・アニマルズ』
2016年 監督:トム・フォード
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
肉塊が、、裸の肉塊がスローモーションでぶよんぶよん踊っている。。
アート・ディーラーのスーザン・モロー(エイミー・アダムス)は一応の成功を収めてはいるが、夫との関係は醒めきっており生活に満たされていない。
そんな時、小説家を目指していた20年前に別れた元夫から著作が送られてくる。
本を読み進めると、その面白さにのめり込んでいくスーザン。
以降、小説世界と現実と過去が描かれ、それぞれ小出しに関連づいていく。
予告編を見ると少し超常的な事象も含めたサイコサスペンスかな、と勝手に思っていたけど、実際はごりごりのドラマだと思う。
しかしこの予告編よくできてるな。
このカットの並びに肉塊入れるのかよ、とか、本編見た後だとこのつなぎ方の妙に感心する。
小説世界のあの絡まれ方は怖い。中指立てちゃ駄目だよ。。
冒頭の醜悪さ(失礼かもしれない)に比べると本編はおとなしい気もするけど、自分勝手な人たちや復讐心は小説世界で寓意的に誇張されて十分醜悪だよな。
ジェイク・ギレンホールが二役。
警官役のマイケル・シャノンって人はなかなか存在感があって気になる。74年生まれだから結構若かったのか。
ちんぴらにアーロン・テイラー=ジョンソン。
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
肉塊が、、裸の肉塊がスローモーションでぶよんぶよん踊っている。。
アート・ディーラーのスーザン・モロー(エイミー・アダムス)は一応の成功を収めてはいるが、夫との関係は醒めきっており生活に満たされていない。
そんな時、小説家を目指していた20年前に別れた元夫から著作が送られてくる。
本を読み進めると、その面白さにのめり込んでいくスーザン。
以降、小説世界と現実と過去が描かれ、それぞれ小出しに関連づいていく。
予告編を見ると少し超常的な事象も含めたサイコサスペンスかな、と勝手に思っていたけど、実際はごりごりのドラマだと思う。
しかしこの予告編よくできてるな。
このカットの並びに肉塊入れるのかよ、とか、本編見た後だとこのつなぎ方の妙に感心する。
小説世界のあの絡まれ方は怖い。中指立てちゃ駄目だよ。。
冒頭の醜悪さ(失礼かもしれない)に比べると本編はおとなしい気もするけど、自分勝手な人たちや復讐心は小説世界で寓意的に誇張されて十分醜悪だよな。
ジェイク・ギレンホールが二役。
警官役のマイケル・シャノンって人はなかなか存在感があって気になる。74年生まれだから結構若かったのか。
ちんぴらにアーロン・テイラー=ジョンソン。
映画『否定と肯定』
2016年 監督:ミック・ジャクソン
製作国:イギリス/アメリカ
at ギンレイホール
ユダヤ人歴史学者のデボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)は、著書で非難したホロコースト否定論者のデイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)から名誉毀損で訴えられる。
否定論者とは話にならないので討論する気もなかったリップシュタットだったが、この戦いを受けて立つ決意をする。
実際にあった物語らしい。
最高峰の弁護士達による綿密な調査に基づく戦略の裏側が面白い。
弁護士役にトム・ウィルキンソン。
リップシュタットはプライドと我が強く、あまり好きなタイプではないけどレイチェル・ワイズならOKだ。
製作国:イギリス/アメリカ
at ギンレイホール
ユダヤ人歴史学者のデボラ・E・リップシュタット(レイチェル・ワイズ)は、著書で非難したホロコースト否定論者のデイヴィッド・アーヴィング(ティモシー・スポール)から名誉毀損で訴えられる。
否定論者とは話にならないので討論する気もなかったリップシュタットだったが、この戦いを受けて立つ決意をする。
実際にあった物語らしい。
最高峰の弁護士達による綿密な調査に基づく戦略の裏側が面白い。
弁護士役にトム・ウィルキンソン。
リップシュタットはプライドと我が強く、あまり好きなタイプではないけどレイチェル・ワイズならOKだ。
2018年5月2日水曜日
映画『ゲット・アウト』
2017年 監督:ジョーダン・ピール
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
予告編よく出来てるなぁ。一体何が起きているんだという期待感にあふれている。
見終わった後でいろいろシーンを思い出すと、警官にIDを提示させなかった理由とか祖父や祖母の話とかそもそもこの映画のタイトルとか、いろいろ伏線がはられているんだなと思う。
2回目見るともっと面白いかも。
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
予告編よく出来てるなぁ。一体何が起きているんだという期待感にあふれている。
見終わった後でいろいろシーンを思い出すと、警官にIDを提示させなかった理由とか祖父や祖母の話とかそもそもこの映画のタイトルとか、いろいろ伏線がはられているんだなと思う。
2回目見るともっと面白いかも。
映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
2017年 監督:アンディ・ムスキエティ
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
予告編でピエロが映っているしネタばれじゃん、と思ったけど、ピエロは冒頭からがっつり登場してしかも普通に喋る。
そこで怖くないぜと安心してしまうと。。
見始めてからそういえば俺ホラー映画苦手だったなと思いだした。
スタンド・バイ・ミーのような雰囲気も醸し出しつつ、少年少女達の青春物、成長譚にもなっていて、なかなか見ごたえがあった。
少年少女の冒険譚とホラーはよく合うものなんだと初めて知ったよ。
ラストステージも用意されていて、ペニーワイズのぼこぼこっぷりがキュートだった。
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
予告編でピエロが映っているしネタばれじゃん、と思ったけど、ピエロは冒頭からがっつり登場してしかも普通に喋る。
そこで怖くないぜと安心してしまうと。。
見始めてからそういえば俺ホラー映画苦手だったなと思いだした。
スタンド・バイ・ミーのような雰囲気も醸し出しつつ、少年少女達の青春物、成長譚にもなっていて、なかなか見ごたえがあった。
少年少女の冒険譚とホラーはよく合うものなんだと初めて知ったよ。
ラストステージも用意されていて、ペニーワイズのぼこぼこっぷりがキュートだった。
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