1997年 監督:フルーツ・チャン
製作国:香港
at ギンレイホール
中国返還前の香港で今を生きる3人+1人の少年少女の物語。
死のイメージと隣り合わせの生の力が今この瞬間瞬間で激しく燃えさかる様が愛しくて美しい。
サンのシーンの別の映画かのような青みがかって透き通った映像や、煩雑で無機質な香港の街並み、墓場のシーンの気恥ずかしいくらいの青春感と死とエロスと幻想的で物悲しい風景、サム・リーの圧倒的な存在感。
音楽もいいよね。
フルーツ・チャンのデビュー作で低予算のインディーズ映画だけど、時代も相まって奇跡的な熱量を持った作品になっている。面白かった。
2018年9月16日日曜日
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