製作国:イギリス
at ギンレイホール
1987年のイギリスの田舎町ルートン。
ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)は高校生になるが、子供の頃からの親友マット(ディーン=チャールズ・チャップマン)は彼女ができていい感じなのに自分は厳格な父親のもと夜遊びもできずになんだか冴えない毎日を過ごしていた。
趣味といえば鬱憤をはらすかのように詩を書くことだけ。
そんなジャベドがブルース・スプリングスティーンに出会う!
なんか最高にハッピーで楽しい映画で面白かった。
1987年でもうブルース・スプリングスティーンは古い扱いになっちゃうんだね。
80年代ならデュランデュランとかワム!だのカルチャークラブだのそういうおしゃれ系が流行りだしていた頃ならたしかに古いかも。
そんな若者にはウケないブルース・スプリングスティーンにはまった青年の人生が明るくなっていく様は見ていて楽しい。
シャツの袖切るのも笑える。
そして彼女(ネル・ウィリアムズ)がいい感じにへちゃむくれかわいい。リボンとかキュート。
明るくなるといってもパキスタン移民で立場も弱い家族にふりかかる問題は深刻。
だけどブルース・スプリングスティーン!
道を切り開いていくぜ。
中盤あたりの『Born to Run』の青春MVみたいなやつが最高の山場だった。
ここ見るだけでも価値がある。
『Born to Run』の後半の音階が下がっていくところ、って天才だよなぁ。
実在の人物の回顧録が原作で、最後の写真はほっこりする。
長らく聞いていなかったけど家帰ってMD漁ってやっと見つけた。しばらく聞く。
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