製作国:フランス
at ギンレイホール
ファヒム(アサド・アーメッド)は8歳で父とともにバングラディシュからフランスに亡命する。
父親が反体制運動をしていて、かつファヒムはチェスの大会で優勝するほどの有名人だったのでファヒムが誘拐されそうになったりして危険だったから。
フランスでは難民センターに身を寄せながら、チェスクラブにもなんとか入り込む。
クラブの先生シルヴァン(ジェラール・ドパルデュー)はなかなか癖のある人。
あ、なんかあと1行書いたらもうほとんどストーリー全部になってしまう。。
移民問題とチェスの成り上がり譚をからめたエンターテイメント。
浮浪者みたいな生活になったりもするし全然チェスの勉強しているように見えないけど、それで優勝できちゃうなんてチェスって簡単だなと思ってしまった。
というか実話に基づくのか。
公式ページに乗っている実際のファヒム君が子役にすごい似ている。(逆か)
https://fahim-movie.com/about.php
テント村みたいなところでの生活は創作部分らしいので、実際はやっぱり毎日何時間もチェスの勉強していたんだろうな。
で、何が面白かというとチェスクラブの生徒たちの個性が面白すぎるのね。
最初ただの冴えない(というか嫌がらせでもしてきそうな)モブ達かと思ったら、めっちゃいい奴ら。
ひょろひょろで貧相な顔した少年、ふとっちょの少年、少しアジア系の少年、フクロウみたいな顔した少年、前髪切りすぎたぱっつんメガネ少女。
フクロウ少年の表情の豊かさが笑える。
そしてなによりメガネ少女が愛くるしすぎて泣きそうだ。
もうこの子が主役みたいなもんだよ。
女優名がわからないのだけど、数年後とんでもない美人女優として有名になっていそうだ。
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