2021年1月2日土曜日

映画『ハニーボーイ』

2019年 監督:アルマ・ハレル
製作国:アメリカ
at ギンレイホール




人気俳優のオーティス(ルーカス・ヘッジズ)君はアルコール依存症。
飲みすぎて事故って更生施設に送られてPTSDかもしれないと言われる。
過去の思い出をノートに書けと言われて思い出すのは父との思い出。
父ジェームズ(シャイア・ラブーフ)は男手一つで息子のオーティス(ノア・ジュープ)君を育てている、のではなくて実際はオーティス君に養われている。
オーティス君は人気子役でジェームズはマネージャーっぽいことを一応はしているけど。
アルコール依存症ですぐキレてどうしようもない親父だけどオーティス君はそれでも父親を愛している。
オーティス君とジェームズの葛藤がメインのドラマ。

脚本がシャイア・ラブーフで、シャイア・ラブーフの自伝的なお話らしい。
面白くはあったけど、なんだろう、会話劇が難しすぎないか。
観ているこっちが1分後には会話の内容忘れているくらいだから、本人もそんなに覚えてはいないはずで、当時の断片的な印象や感情から創作しているのだろうが、12歳の子供との会話にしてはやっぱり難しすぎるよな。

さておき、ピエロって人間が生み出したキャラクターの最高傑作だよなぁ。
滑稽優しさ哀愁恐怖のすべてが詰まっている。
ジェームズのピエロ姿にはちょっと感動した。

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