製作国:アメリカ / イギリス
at ギンレイホール
海辺に住むポール(サム・ニール)とリリー(スーザン・サランドン)夫婦のもとに、週末、家族が集ってくる。
家族団らんとおもいきや、どうやらリリーは末期がんで、この週末に安楽死する計画らしい。
家族も当然知っていて、最後の別れのために集まった。
集まったのは長女ジェニファー(ケイト・ウィンスレット)と夫(レイン・ウィルソン)と二人の息子(アンソン・ブーン)。
そして次女のアナ(ミア・ワシコウスカ)と恋人のクリス(ベックス・テイラー=クラウス)。アナは母親の決断にあまり納得していない。
そして家族じゃないけどリリーの親友リズ(リンゼイ・ダンカン)もやってくる。
出演者8人、で舞台劇のよう。
登場人物達のキャラクターを簡潔に浸透させつつ家族が集まった理由や関係性を小出しに進めていく展開はほどよく飽きさせない。
「これだけは約束して!お母さんを悲しませるようなことだけは絶対しないで」っていう長女が次女に言ったセリフとか、いろいろ集約しているよな。
ただしこれで皆一気にジェニファーが嫌いになるだろうけど。
一応スーザン・サランドンとケイト・ウィンスレットが初共演っていうのが売りらしい。
スーザン・サランドンは個人的にはそんなに気になる女優じゃないのと、ケイト・ウィンスレットは好きだけど上述の通り役柄が嫌だったので微妙で、そんなことよりもミア・ワシコウスカが全てをかっさらうくらい輝いていた気がした。
役どころとしてもいろいろ抱え込んでいるから一番難しいんじゃないだろうか。
あまりに自然に演じているからか、アナの悲しみや苦しみが一番刺さる。
そして泣きながら笑っている表情とか、愛しさにも溢れているから最強すぎる。
あと、家族でジェスチャーゲームやっているのは衝撃だったな。
ジェスチャーゲーム、、家族で!?ひぃーー。
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