BS2 録画
スケールちっちぇ~。
加藤茶やドリフの面々が学園紛争に巻き込まれ、職を失った彼らはなにか有名になれるようなでかい事をしようと模索する。
アングラ劇団を見学した後、自分らも劇団を結成するが上手くいかないまま気づいたら気球でアメリカに行っちゃおうぜってな展開になり、少しは冒険らしくでかい展開するかと思いきや、結局は人間の身体能力の限界をあっさり超えてしまうようなどきどきする冒険にはならないのであった。
見所はコント55号が出演する場面。
アングラ劇団でサイケな催しとして出演するコント55号がサイケってことでシュールな劇のようなコントを披露する。
これがまた凄い。欽ちゃんと二郎さんのセリフの応酬が名人芸と言いたくなるほど小気味いいテンポで展開される。
ドリフの面々がくそみたいななんちゃってアングラ劇をばたばたやっている時に突然登場してコントを始めるコント55号。登場した瞬間からあっという間にコント55号の世界になる。
圧倒的パフォーマンスの前ではそれまで60年代後半をハチャメチャに動き回っていた加藤茶も自分の存在理由も忘れて活動を停止し、突っ立ったままただただうつろに見つめることしかできない。
もう一つの見所はたぶん付き人に成りたての志村けんが出ているところ。
おかま役でワンシーンのみだけど。
2回くらい繰り返して見ていたらなんか面白くなってきたなぁ。
カトちゃんの浮きっぷりも「ズッコケチャン」や「冒険マーチ」なる歌も楽しいし。
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