2005年8月30日火曜日

HDDレコーダー初期化

家にはHDDレコーダーが2台あって、うち1台は録画不可の状態。
今年の2月に録画できない状態になったからもう半年も経つのか。
録画不可の状態、は過去何度か発生していて、いずれもHDDを初期化したら直った。
再生とDVDへのダビングはできるため、せっせとDVDに焼いていて、いつでもHDDを初期化できる準備はしていたのだけど、フェリーニの映画とかまだ見ていないのがあったのでそのままにしてはや半年。
新しいの買ったから早急に初期化する必要もなかったし。

今日会社に行こうと家を出る直前、TV番組表をチェックするのを忘れていたことに気付いてチェック。
すると、PRIDEの放送があるのに気付いて録画しようとする。
しかし毎週自動録画設定しているNHK歌謡コンサートと放送時間が重なっているじゃないか。
ということで古いHDDレコーダーを初期化してPRIDEを録画。録画予約正常完了。
急いで会社へ。

家に帰ると、PRIDEは録画できていたが、NHK歌謡コンサートは選挙特番で放送が無かった。

2005年8月28日日曜日

映画『緋牡丹博徒 お竜参上』

1970年 監督:加藤泰
BS2 録画


緋牡丹博徒 お竜参上

緋牡丹博徒シリーズの6作目。
いきなり物語の中盤のようなシーンから始まるからなんだこりゃと思ったんだけど、すぐにはまりだす。
見せ場がてんこもりで、痛快活劇、悲劇、ラブロマンス、横顔うなじエロス、全てが濃縮されて、もう面白すぎる。

九州熊本、矢野一家の2代目緋牡丹のお竜(藤純子)はお君という16歳の少女を探していた。
流れ流れて東京浅草へ。
浅草の鉄砲久一家に草鞋を脱いだお竜。
親分の鉄砲久(アラカン)はそりゃあもう素敵な善玉親分で、対してこの鉄砲久一家の利権を虎視眈々と狙う悪玉に鮫洲政一家というのがいる。
この2家の争い+お君ちゃん+お君ちゃんの恋人銀次郎+流れ者渋メン渡世人青山常次郎(菅原文太)+浅草六区の公演+雪の今戸橋+凌雲閣+無敵のいい女お竜。
途中及び見終わってから感激の涙を拭うことになること請け合いの作品。

ストーリーの方は前作だかなんだかの続きみたいな感じらしい。まあ前の作品を見てるかどうかはあまり関係ないのだが。
見所は挙げたらきりがないくらいあって、とにかく人物対人物のやりとりにたゆたうなんともいえないやんわりとした緊張感が常にぞくぞくさせてくれる。
お君ちゃんを発見するシーンの固定長回しの秀逸さ(居合わせた人物達の動きや台詞展開の動的な緻密さ)。
雪の今戸橋での一人の男と一人の女。
・・・等々
手前と奥の縦の構図の使い方もどれも面白いし。(手前に奥にいつもいろんなもんが映りこんでるから空間に余裕が無い印象も受けなくはないのだが)

登場人物で惜しむらくはお君ちゃん(山岸映子)が少しも可愛くなかったことか。
いきなり若山富三郎が出てきたときはびびったがこの作品の中で最も痛快だったシーン。
藤純子はすっごいいい女。川崎弘子さんに匹敵するくらい。藤純子の娘は嫌い。

2005年8月27日土曜日

新婚

池袋に住んでいる新婚夫婦の家にお邪魔してくる。
池袋なんて凄いところに住んでいるなぁと思ったけど、少し歩けばすぐ普通の住宅街になるんだねぇ。
おみやげに日本酒を持っていって飲んだんだけど、久しぶりに日本酒飲んだら結構美味かった。
これからは日本酒でいこう。
奥さんにはいろいろ料理を出してもらってありがたい。
最近全くしていなかったが、また自炊したくなってくる。
なに話していたか忘れちゃったんだけど0時くらいまで居座ってしまう。
エドウッドのDVDを借りて、梨も貰って帰る。

今度家にも遊びに来てください。駅から歩いて30分くらいかかるけど。

映画『助太刀屋助六』

2001年 監督:岡本喜八
BS2 録画


助太刀屋助六

映画でも見て元気になるかと思ったのだが、うーん、疲れた。
真田広之主演のノリのいいコンパクトな痛快時代劇。なのだろうが痛快感がなく疲労感が。
登場人物の年齢設定も疲労感が。

最近

夏バテなのか食欲不振で夕飯はパン一個とかおにぎり一個で十分な状態。
これ以上痩せると死ぬ。
火曜、水曜と徹夜で仕事をし水曜はそのまま次の日の朝5時過ぎまでいたから43時間くらい寝ずに働いたのか。
とはいえここのところテンパッていた仕事が第一段階の区切りを迎えたので心は晴れて少しは食欲も戻る、だろうか。

2005年8月22日月曜日

映画『Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?』

2004年 監督:ピーター・チェルソム
at ギンレイホール


Shall We Dance ?(初回限定版)

オリジナルは結構忘れてしまっていて、どこがどうオリジナルと変わっているのかは分からなかったけど、この話ってこんなにつまんなかったっけ?
オリジナルはしっとり爽やかに笑える映画だった気がするが、こっちは妙に華やかでごちゃごちゃしてほとんど笑えなかった。
というかリチャード・ギアが堅物を演じても本質がナルシストなんだから彼の噴出す演技一つとっても「このかっこつけが!」と思ってしまう。

映画『微笑みに出逢う街角』

2002年 監督:エドアルド・ポンティ
at ギンレイホール


微笑みに出逢う街角 デラックス版

過去のある時点でそれぞれ傷を負った3人の女性が主人公。
演じるのはソフィア・ローレン、ミラ・ソルヴィーノ、デボラ・カーラ・アンガー。
ソフィア・ローレンは言うに及ばず、あとの2人もかなりいい役者。
でもやっぱりソフィア・ローレン。
謎の微笑み少女に笑いかけられ、微笑とも言えぬ微々たる笑みを口元にたたえるソフィア・ローレンに感動して泣く。
ああ、ソフィア・ローレン。濃い顔して僕の嫌いな顔立ちなのに。ああ。

映画自体はなんだか凡庸だったけどソフィア・ローレンで堪能できたからいいや。
謎の少女はラストでも重要な意味合いで出てくるのだけど、ああ、登場シーンはいくらかは神秘的だったのに現れるたびにどんどん野暮ったくなる。中途半端な扱いだ。
まあ、でもラストはこの少女との兼ね合いでまたソフィア・ローレンで泣けるんだな。
しかし映画が終わりエンドロールも終わったところでいきなり少女の笑い声を挿入するセンスなんて理解できない。一気にぞっとしてしまった。

脇役陣も結構豪華。
ジェラール・ドパルデュー、ピート・ポスルスウェイト、マルコム・マクダウェル、そんでジュリアン・リッチングス、等々。

最近

なんかもう全てを捨てて海外に失踪してしまいたい気分。

2005年8月13日土曜日

飯田橋で飲み

夏バテ、鬱病。
でも大学時代の友人と飲みに行く。
励まされて少し元気になる。
久しぶりに会ったのに暗くて非常に申し訳ない。

2005年8月4日木曜日

映画『大統領の理髪師』

2004年 監督:イム・チャンサン
at ギンレイホール


大統領の理髪師

韓国の現代史を一庶民の目を通してコメディタッチになぞった映画。
大統領官邸のある町で床屋を営むソン・ハンモ(ソン・ガンホ)はある日朴正熙大統領の専属理髪師に任命される。
平凡で政治に対しては無知な男ソン・ハンモが一庶民かつ専属理髪師として政治の世界に翻弄されて。

悲劇はそれなりに悲劇で泣けるのだが、殊更に重っ苦しくならないのは政治の世界を皮肉を込めたコメディーにしているところで、本当は結構深刻な部分もさらっと描く。

ソン・ハンモを演じるソン・ガンホがいい顔してる。
大統領官邸の食事会に出席したときのソン・ハンモのあのスーツの色は笑えるし。

映画『故郷の香り』

2003年 監督:フォ・ジェンチイ
at ギンレイホール


故郷<ふるさと>の香り

大学に合格して故郷を離れ、それから10年間一度も戻らなかった故郷に戻ってきたジンハー。
彼は故郷の村で初恋の相手ヌアンと再会する。
歌と踊りが上手く、誰よりも綺麗だった彼女は耳が聞こえないヤーバと結婚し、6歳になる娘がいた。

ところどころで映像が綺麗だった気がするがあまり思い出せない。
物語のポイントになるブランコのシーンはどれもいまいちな感じ。
綺麗なシーンがどうこうっていうよりこの監督さんは生活の匂いを撮るのが上手いな。
生活の匂いっていうのはヌアンとヤーバの家における生活の営みの描き方が上手いってことね。
火にかけた鍋の木蓋をとれば一瞬にして吹き上がる白い湯気。
ヌアンなんかもう何十年も人妻として家庭の仕事をしているような。
若い頃とのギャップが凄い。

この映画を振り返ってみると思い出すのはどうしてもヤーバを演じた香川照之ばかりで、この人は浅野忠信みたいに佇まいだけでも絵になるいい役者さんだな。

この監督さん『ションヤンの酒家(みせ)』撮った人だ。

2005年8月3日水曜日

お好み焼き

今日から日曜まで夏休み。
大学時代の先輩と飲みに行く。
東急線の大岡山に行ったのだけど、この街に来たのは10年ぶりくらいだ。
3,4回くらしかこの駅で降りたことなかったので記憶が曖昧だが、記憶の中の街と目の前にある街との一致点がほとんど見つからない。

伊原剛志のお好み焼き屋に行って飲む。