at ギンレイホール

過去のある時点でそれぞれ傷を負った3人の女性が主人公。
演じるのはソフィア・ローレン、ミラ・ソルヴィーノ、デボラ・カーラ・アンガー。
ソフィア・ローレンは言うに及ばず、あとの2人もかなりいい役者。
でもやっぱりソフィア・ローレン。
謎の微笑み少女に笑いかけられ、微笑とも言えぬ微々たる笑みを口元にたたえるソフィア・ローレンに感動して泣く。
ああ、ソフィア・ローレン。濃い顔して僕の嫌いな顔立ちなのに。ああ。
映画自体はなんだか凡庸だったけどソフィア・ローレンで堪能できたからいいや。
謎の少女はラストでも重要な意味合いで出てくるのだけど、ああ、登場シーンはいくらかは神秘的だったのに現れるたびにどんどん野暮ったくなる。中途半端な扱いだ。
まあ、でもラストはこの少女との兼ね合いでまたソフィア・ローレンで泣けるんだな。
しかし映画が終わりエンドロールも終わったところでいきなり少女の笑い声を挿入するセンスなんて理解できない。一気にぞっとしてしまった。
脇役陣も結構豪華。
ジェラール・ドパルデュー、ピート・ポスルスウェイト、マルコム・マクダウェル、そんでジュリアン・リッチングス、等々。
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