面倒なのでおかまいなしに乗ってがこがこいわせながら家に帰る。
家に着いて一応前輪に空気を満タンに入れておく。
今日下に下りて前輪をチェックするとまたぺちゃんこだ。
やっぱりパンクか。蒲田まで自転車を歩いて引っ張っていく。
パンクと一年くらい前から付かなかったライトの修理も依頼する。
一時間くらいかかるというのでドトールでアイスコーヒーを飲む。
プログラムの本を読む。
隣の隣の席に中学生か高校生くらいの今風女の子が二人座る。
「本当今日は最悪だよ」「あーむかつく」「これからユカんちに行くらしいよ。リエさん。」「どうする?」
なにやら誰かに電話をし出す女の子。
「あたしたちこれから行くから待ってて!ユカんちの下で!」
電話を切る女の子。
「あの子なんとも思ってないみたいだよ。あたしらがこんなにぶち切れてるっていうのにさ。」
「なんなの!」
「ねえ、早く行かなきゃ」
席に着いて三分くらいで速攻去って行った女の子。
話の内容はよく聞いてなかったからわかんないが、とにかく切れまくっていてやかましかった。
やっと静かに本が読める。
続いて一人若い男がやってくる。
席に座っていた男がやってきた男に声をかける。
「おー!!久しぶりぃ!」
間髪いれずガシャン、シャラシャラとでかい音がするのでなんだと思って顔を上げると、男がアイスコーヒーを倒してしまっている。
床にこぼれるコーヒーと細かい氷。
迎えた男は「いきなしそれかよ」とギャハギャハ笑う。
おしぼりで拭いていたと思ったら暫くして店員がモップ持ってやってくる。
少しして気付くと男二人は帰って店員が一生懸命一人で掃除していた。
暫くして大学生風の女の子が二人やってくる。
先ほど男がアイスコーヒーをこぼしていたテーブル席に座る。
1,2分後に再び顔を上げるといつのまにか女の子二人は最初に座ったテーブル席の隣のテーブル席に座っていた。
1時間くらい経ったので自転車屋に戻る。
代金支払ってこぎ出す。
前輪後輪空気はいっぱいに入れられてペダルがいつもより軽く感じられる上、ライトも付くし快適だ。
実家に帰る。
実家から自転車で30分の俺の家よりももっと実家に近いところに住んでいる姉がやってくる。
母親と軽く喧嘩して嵐のように去っていく。
母と夕飯を食う。
くつろいでから帰ろうとする。
家にかかっている東宝のカレンダーの8月が長澤まさみで、取っておいてくれるように先月の頭に実家に帰ったとき頼んでいたことをふと思い出す。
忘れずにとっておいてくれていたので持って帰る。
家に帰って、さあポスターをどこに貼ろうかと悩む。
横の壁の真ん中あたりに貼ってみる。
ヤニで黄色くなっている白壁にぽつんと張られた長澤まさみの水着写真。
殺風景な部屋がいっそうむなしい部屋になった気がする。
いっそのこといろいろポスターを仕入れてきてべたべた貼り付けてみようかな。
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