2006年1月22日日曜日

映画『メゾン・ド・ヒミコ』

2005年 監督:犬童一心
at ギンレイホール


メゾン・ド・ヒミコ

柴崎コウに全く興味がなく、むしろ嫌いだったのだけど、この映画の柴崎は結構いい。
柴崎が綺麗だと思ったことは一度もない。
ゲイの一人に「ブサイク」と言われるシーンがあって、このゲイが「綺麗」な柴崎に嫉妬して「ブサイク」扱いしたのか、ゲイから見て彼女はブサイクだったのか、それとも一般的美観で見てブサイクだったのか分からないけれど、すっぴんみたいな柴崎はやっぱりブサイクだった。
父をにらむ柴崎の目は綺麗だったが。

ゲイのための老人ホームで館長をつとめている死期の近いヒミコ(田中泯)とその愛人オダギリジョーとヒミコの娘で父を怨んでいる柴崎コウの3人を軸に話が進む。
出演している役者が皆独特な空間を作り出していて面白い。
演技とはあまり関係ないかもしれないが、西島秀俊の声っていいな。どの役者よりもこの声ばかり印象に残る。
一番最初の台詞で柴崎に声をかけたときのあのぶっきらぼうで少しこもった感じの声とか。

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