2006年8月20日日曜日

映画『THE 有頂天ホテル』

2005年 監督:三谷幸喜
at ギンレイホール


THE 有頂天ホテル スペシャル・エディション

ながい!

登場人物が多い。
幸い有名どころの役者ばかり集めているから誰が誰と認識は付く。外国映画だと顔の特徴をいちいち覚えないと誰が誰だか分からなくなるしな。
にしても、登場人物がこれだけ多いとごたごたしちゃう。
分散されているためか各人々のエピソードがあんまり響いてこない。ふーんって感じで。
ストーリーを概観すると、香取君もまあ無理だろうけどもうちょっと頑張ってね、役所広司も今の仕事に誇り持ってこれからも頑張ってね、YOUも久しぶりに歌えてよかったね、麻生久美子もじいちゃん津川と頑張ってね、松たか子もシングルマザーで頑張ってね、佐藤浩市も悪徳政治家で頑張ってね。
なにか温まるエピソードってあったっけ?と思い返すと、松たか子が佐藤浩市に切った啖呵のかっこよさしか思い出せない。
松たか子はいい女ですね。
脚本は上手いのだけど、例えばラッキーアイテムの人形の使い方とか「上手い」で終わってしまいそれ以上にもそれ以下にもならないところが悲しいところ。

あんまり大きな爆笑もなかったしなぁ。

どうでもいいことかもしれないけど、携帯のバイブレーションの音が非情に耳障り。
それと劇場の設備によるのかもしれないけど、フレームの外にいる人物の声を遠近感を持たせた音にしていていてこれも耳障り。
『みんなのいえ』でも確か同じ印象受けたな。

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