2006年9月3日日曜日

映画『ぼくを葬る(おくる)』

2005年 監督:フランソワ・オゾン
at ギンレイホール


ぼくを葬る

『ブロークバック・マウンテン』で頑張って起き過ぎた為、途中で寝てしまう。
凄い後悔。
『ブローク~』の数倍面白かったのに。

主演はロマン・デュリスと並んでフランス映画界の最重要若手メルヴィル・プポーです。
売り出し中のファッションフォトグラファーのロマン(メルヴィル・プポー)は癌で余命3ヶ月と宣言されます。
幼年時代の姉との思い出をフラッシュバックさせ、不仲の家族、理解者の祖母(ジャンヌ・モロー)、恋人との関係、種の保存等、かけがえのない生の温もりを愛しくなぞりながら、死に向けての準備をしていきます。

静かな映画ですが、この監督独特の色合いの非現実的な生々しさが、熱く愛しくさせてくれます。

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