2009年10月4日日曜日

映画『路上のソリスト』

2009年 監督:ジョー・ライト
at ギンレイホール


路上のソリスト [DVD]

キャサリン・キーナーはいくつになっても魅力的な女性だなぁ。

LAタイムズのコラムニスト、スティーヴ・ロペスの連載コラムが原作。
だから実話がベース。
スティーヴはある日路上でたった二本の弦のバイオリンで豊かなメロディーを奏でる浮浪者と出会う。
彼の名前はナサニエル・エアーズ。
彼が言うには名門ジュリアード音楽院に通っていたらしい。
スティーヴはジュリアード音楽院に問い合わせ、彼の言葉が事実であることを知ると彼の人生に深く興味を抱き始める。
初めは記事のネタだった。
しかし次第にスティーヴはナサニエルを救いたいと思い始め、彼の人生に深く関わっていく。

ナサニエルがどれだけの才能を持っていたのかってところがいまいち分からないのだけど、まあいいや。
話の中心はスティーヴとナサニエルのそれぞれの心の葛藤なので、埋もれていた才能が大舞台で開花するようなカタルシスは訪れない。
かといって二人の葛藤が描ききれているかと言われるとなんか淡白な気もする。
ただ、役者陣は皆素晴らしいまでの名演なので楽しめる。

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