2011年 監督:ジェイソン・ライトマン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
30後半の女が故郷に戻っていわゆる自分探しをする話のいったいどこに期待すればいいか分からず、全く見る気がしなかったけど、見てみると意外に予想していたのと違っていた。
アメリカンドラマによくあるような成長譚じゃなくて、ただひたすら残酷だという。
確かに現実を知って成長はしているのかもしれないが、それにしても。。
自称作家のゴーストライターでバツイチのメイビス(シャーリーズ・セロン)は高校時代の元彼バディ(パトリック・ウィルソン)から赤ちゃん誕生祝いパーティへの招待状が送られてきたことをきっかけに故郷に帰る。
バディは運命の人であり、再会すればきっとバディと結ばれると信じて。
美人ゆえに華やかで皆から注目されていた高校時代の栄光を40近くなった今でも引きずっている女メイビス。
自分勝手でえらそうでわがままで思い込みが激しくて。
つまり痛い女なんだ。
こんな女最悪だけど、なんだ、キティちゃんのTシャツ着ているの見たら一気に愛しくなってきた。
ただの嫌なヒロインになりそうなところ、上手い。
結局最後はなんなのかよくわからなかったけど、まあつまらなくはなかった。
人の善意ほど残酷なものはないもんだ。
善意というか意図的な悪意だったのかな。
2012年8月14日火曜日
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