2008年 監督:イ・ユンギ
製作国:韓国
at ギンレイホール
仕事もなく貯金も底をついた30過ぎの女性ヒス(チョン・ドヨン)は1年前に分かれた元彼に350万ウォンを貸していたことを思い出し、元彼ビョンウン(ハ・ジョンウ)を探しに競馬場へやってくる。
ビョンウンを見つけたヒスだが、ビョンウンもまたプー太郎になっていた。
ビョンウンは返せる金なんか持っていないで、彼の幅広い交友関係を当たって金を借りてヒスに返そう考える。
ビョンウンとヒスの借金返済のための借金ロードムービー。
ビョンウンって奴は、どうしょうもない奴ではあるけど、なんか憎めない。
彼の交友関係はほとんど女性だけど、別に関係を持っているわけでもなさそうで、しかもいまだにヒスに一途だったりするところが誠実とさえ思えてしまう。
ヒスにちゃんと借りていた金を返そうとするところも誠実だ。
よくよく考えれば、そもそも人から借金したり、借金返すためにまた人から借金する行為のどこが誠実なんだって話だが、快く彼に金を貸す友人達や彼の愛嬌のある人柄を見ていると、そんな事実が裏に隠れてしまうから不思議だ。
男は度胸女は愛嬌、っていっても男も愛嬌があると世渡り上手になるもんだ。
ビョンウンを演じたハ・ジョンウは雰囲気が浅野に似ている。
チョン・ドヨンはそんなに若くなさそうだから30くらいかと思っていたけど、撮影当時35歳くらいだ。
2012年9月9日日曜日
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