2011年 監督:アン・ホイ
製作国:中国/香港
at ギンレイホール
最初の方久しぶりすぎて気づかなかったけど、なんか見たことあると思った主人公はアンディ・ラウだった。
少女の頃から60年間もの間メイドとして仕えていた桃(タオ)さんの物語。
そこにいるのが当たり前、世話してくれるのが当たり前のタオさん(ディニー・イップ)が、ある日脳卒中で倒れてしまう。
タオさんの大切さにいまさら気づいたロジャー(アンディ・ラウ)は、メイドを辞めて老人ホームに入ったタオさんを献身的に世話するのだった。
っていう概要だけ見ると、なんてことない話に思えるけど、登場人物達の名演も相俟ってタオさんに笑みが戻っていく過程や周囲の人物達の人物像の変化など、そういう些細な変化の一つ一つに悲しみや優しさが詰まっていて面白かった。
老人ホームって不思議なところだな。
入居の初めはこんな寂しく無機的なところで人生を終えるのかっていうなんともいえない悲しさがあるけど、仲間や知り合いが一人また一人と増えていくと、ここが第二の温かいホームになる。
プロデューサーのロジャー・リーの実体験にもとづく話らしく、この企画に賛同したアンディ・ラウはノーギャラで出演したらしい。
っていうことよりもアンディ・ラウがいつのまにか50歳過ぎているってことに驚きだ。
香港映画人がたくさん出ている。
アンソニー・ウォン、そしてサモ・ハン・キンポーにツイ・ハーク。
後、調べてみると顔は知らないけどレイモンド・チョウ(ゴールデン・ハーベスト会長)も出ていたらしい。
後、『五福星』とかに出演していたジョン・シャム!
2013年5月6日月曜日
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