2012年 監督:西川美和
製作国:日本
at ギンレイホール
女性映画監督が作る映画ってどうも苦手なことが多いのだけど、西川美和だけは面白いなぁ。
女性ならではの繊細さみたいなものが、映像のスタイリッシュさとか芸術性とか一部の天才しか向いても意味が無い無駄な方向には向かず、ちゃんと人間に向いているから。
だから登場人物の表情を捉えるのが上手い。
心の奥底や秘密が露見する時の緊張感とか静けさとか役者さんの表情とか、堪らなくいい。
例えば松たか子が振り向いたまま固まった時のクローズアップで、首からあごにかけて幾重にも現れたたるみ皺はキュートでした。
2013年6月2日日曜日
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