2014年 監督:スサンネ・ビア
製作国:デンマーク
at ギンレイホール
スサンネ・ビアの監督作って映像の雰囲気が面白いんだよな。
乾いているようでいてその奥には悲哀とかやるせなさとかそういう重い空気が淀むように漂っている。
だからサスペンスとか人間ドラマがよく合う。
真面目な警官アンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)は美しい妻アナ(マリア・ボネヴィー)と生まれて間もない赤ん坊とで幸せな日々を送っている。
ある日、通報があり以前逮捕したことのある男の家に向かったところ、育児放棄により浴室に放置されて糞尿まみれになっている赤ん坊を発見する。
同じ赤ん坊を育てている身として、この子をなんとか保護しようとするが、法の関係等で上手くいかない。
そんな時、自分の子供があーってなる。あーってなっちゃって妻は半狂乱で、追い詰められたアンドレアスは一石二鳥ばりの妙案、でも犯罪を思いつく。
最後に予告編でも謳っている「衝撃の事実」があるけど、サスペンスというよりかはその事実もまた人間ドラマのひとつになっている。
役者陣が皆鬼気迫る演技。サネ役のリッケ・マイ・アナスンなんか映画初主演らしい。
2015年10月18日日曜日
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