2016年11月20日日曜日

映画『ブルックリン』

2015年 監督:ジョン・クローリー
製作国:アイルランド/イギリス/カナダ
at ギンレイホール




1950年代のアイルランドの小さな町で暮らすエイリシュ(シアーシャ・ローナン)は神父の計らいで単身ブルックリンに移り住む。
知らない土地での生活に馴染めず、故郷を懐かしみつらい日々を送るエイリシュだが、イタリア系の気のいい青年トニー(エモリー・コーエン)と出会ってからエイリシュの人生は劇的に充実していく。

1950年代の街並みや調度品、服装、そしてシアーシャ・ローナンの静けさを湛えた佇まいに魅了される。
エイリシュがいい子なんだわ。
いい子なんだけど帰国した後にアメリカ帰りのアバズレ風に見えてしまうのが心が痛い。

ストーリー的には女ってよく分からない、という話だった。
以下、ネタばれ


なぜにジムに惹かれる?そりゃあ紳士的でいい奴ではあるけどさ。
故郷か、それともブルックリンか、悩んだ末の決断の決め手はそれかい!
きっとジムとトニーならもちろんトニーなのだが、故郷には母もいるし結婚相手としては同じ国の人間がいいかも、ってことで揺れ動いていたのだろう。
決断のきっかけはきっかけに過ぎず、形としては愛を選んだということだ。
エイリシュ情熱的~。

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