2016年 監督:岩井俊二
製作国:日本
at ギンレイホール
臨時教師として働く皆川七海(黒木華)はSNSで知り合った鶴岡(地曵豪)ととんとん拍子に結婚。
ここまではまあ普通っぽいが、式の出席者の都合で安室(綾野剛)という男に会ってから、七海の人生は狂いだす。
いや、別に七海が安室と不倫するとかじゃなくて、安室にいいように操られるというか、いや操られているのにまあ七海にしてみればいい方向に向かっているからサスペンス的なものでもないし、蒲田とかいうごみごみした街から大豪邸にいく落差はファンタジーでもあるし、結局結婚が続いていても不幸になっていそうだから「狂いだす」という言い方は適切じゃないかもしれない。
天然っぽい七海が騙されたり操られたりしながら、そんなことは露知らずに純粋に泣いたり笑ったりするのを愛でる映画。
黒木華って可愛いわけでも美人でもないのになんか引き付けられるんだよね。
きらきらした光に照らされる美少女っていういつもの岩井映画のシーンでもなぜか映える。
地曵豪って人は初めて見たけど、電話で起こっている姿がなんかぞっとするくらいリアルで怖かった(役柄もあるだろうが)。
里中真白役は見たことあるけど思い出せず、市川実和子実和子姉妹のどっちかかなぁと思っていたらエンドロールでCoccoと知りびっくりする。
こんなに普通に、いや、普通以上に演技できるんだ。
それにしてもやせすぎだろ。。でも役柄にぴったり。
エンドロールに名前があった夏目ナナはあのマネージャ役の人だったのか。
雰囲気変わったのかな。
あと、希崎ジェシカとか森下くるみとかもちょい役で出ている。
りりぃはこの時は元気そうだな。ご冥福をお祈りします。
ああ、あとふんだんに使われるクラシック音楽はだいたいうるさかった。
2016年12月4日日曜日
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