2017年 監督:マーク・ペリントン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール
キャリアウーマンで広告業界で名を馳せたハリエット(シャーリー・マクレーン)はその財で優雅に暮らしていた。
死期が近づくにつれ、ふとしたことから自分の訃報記事がどう書かれるか気になりだす。
なんでも自分でコントロールしないと気がすまない彼女は、地元新聞社に乗り込み訃報記事の執筆依頼をする。
担当として選ばれたのは若き女性社員のアン(アマンダ・セイフライド)。
アンはさっそく取材を開始するが、ハリエットの評判はさんざんなものだった。
で、いい訃報記事を書くための条件を満たすためにハリエットは行動を開始し、なんだかんだで二人は仲良くなってアンの悩みもなんか解消してよかったねという話。
アンのハリエットに対する態度、足を机に乗せたり「なんか偉そうでむかつく」と言ってしまうような負けん気というかプライドの高さには驚く。
いや、欧米人の自己主張の激しさやプライドの高さは一般的だろうけど、それにしても小さな会社のぺーぺー平社員がなんの対抗心を燃やしているのかと。
そりゃあ失敗するのも怖くなるわ。
ちょっと寝不足気味だったので大分うとうとしてしまった。
シャーリー・マクレーンは若い頃が輝いていただけに塗りたくった化粧がなんか複雑。
アマンダ・セイフライドってなんか苦手なんだよね。
美人っぽくもあるしクリーチャーっぽくもある。
でも最後の方でハリエットを見つめる立ち姿は優しさに溢れてはっとするほど恐ろしく美しかった。
そういう思いがけず映える姿を見せるところが面白くもあり苦手でもある。
老女と若い女性が海(湖)に入るって、ジェシカ・タンディとブリジット・フォンダが出演する『カミーラ/あなたといた夏』を思い出す。
そのシーンだけ見るとカミーラの方が強烈だったためにこちらはとってつけたようなお遊びに見える。。
2018年7月8日日曜日
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