2017年 監督:マーティン・マクドナー
製作国:イギリス/アメリカ
at ギンレイホール
7ヶ月前に娘をレイプの末に火をつけられて殺されたミルドレッド(フランシス・マクドーマンド)は、一向に犯人が逮捕されないことに業を煮やして、道路脇の3枚の広告板に警察批判の広告を貼り出す。
名指しで批判された署長のウィロビー(ウディ・ハレルソン)は心を痛めるが、彼は末期がんで余命いくばくもなかった。
このアメリカミズーリ州の田舎町の警察署ではある程度まともなのは署長のウィロビーのみで、あとはかなりのクズ警官ばかりだった。
特にやばいのがマザコン風のディクソン(サム・ロックウェル)で、横暴とかそういうレベルじゃないよねこれ。
この3者、特に後半はディクソンの物語。
ミルドレッドが被害者の母親というか加害者?と思うくらい過激。
暴力に彩られた街で、復讐やら家族愛やら敬愛する人物からの天啓やら、住人達の様々な思いが交錯してヒートアップしたり浄化したりしなかったり。
Wiki見ると監督は北野映画のファンらしいね。(学生への鉄拳制裁あたりを見たときになんとなく北野映画を思い出した)
2018年7月22日日曜日
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