2018年12月23日日曜日

映画『タリーと私の秘密の時間』

2018年 監督:ジェイソン・ライトマン
製作国:アメリカ
at ギンレイホール





二人の子供を生み、三人目を妊娠中のマーロ(シャーリーズ・セロン)。
長男は少し情緒が不安定でしょっちゅう学校に呼び出される中で3人目の出産。
子供二人の面倒と家事をこなして、かつ昼夜問わない授乳、で疲れ果てているときに、校長から遂には長男の転校をやんわり勧められる。
で、ナイトシッターを雇う。
やってきたのは若く自由があり未来への希望に溢れているタリー(マッケンジー・デイヴィス)という女性。
マーロはタリーが若いのに不安を感じるが、タリーは超完璧なシッターだった。
心に余裕ができるマーロ。
中盤まではそんな話。
ラストの展開は、なにこれ、怖って思う。サスペンス??

結婚して子供に恵まれて夢を掴んだ。でも自由はなくなった。
これが幸せか。
マーロは特に責めないが、夫は自分は乳出ないし何もできない、と言いながらゲームに勤しむ。
アメリカじゃ生後間もなくても普通にベビーシッターに預けて夫婦で出かけたりもするそうだ。
でもマーロは他人に預けるなんて、と全部自分一人でやろうとする。
(この大変さを見ていると家電もない時代の女性はすごいなぁ)
最後は存在感の薄い夫ドリュー(ロン・リヴィングストン)がキーになっていると思うが、で、結局幸せなハッピーエンドなの?
家族の絆を国家の礎にしてきたアメリカも今やシングルマザーだらけだし、アメリカ人はすぐ自由自由っていうし、なんかいろいろ破綻しているよな。

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